交通広告 Keep Innovating. シリーズ3

Keep Innovating. シリーズ2

Keep Innovating.
ともに学び、ともに創る─。
人間交流の実体験を通して
世界を知る。


生活しながら異文化交流「I-House」

 京都産業大学国際交流会館(International House、通称I-House)は、留学生の居住施設であるのと同時に、異文化交流の場となっている。ここでは、海外からの留学生と、「I-Houseアシスタント」と呼ばれる日本人学生が共に生活を送る。「人間が好きで、異文化に興味のある人」「人を思いやり、異文化を尊重できる人」などの条件をクリアして選抜されたI-Houseアシスタントは、ここで生活するみんなが楽しめるよう工夫し、「七夕パーティ」や「クリスマスパーティ」など季節ごとのイベントを企画・実行。学生同士の交流を深める役割を担う。また、留学生たちの日本での日常生活をサポートすることも求められている。

身についたのは、語学力だけではなかった

経営学部 経営学科 4年次生
愛川和宏さん(京都出身)

経営学部 経営学科 4年次生 愛川和宏さん(京都出身)

かねてから英語力をアップさせたいと考えており、外国人留学生とともに英語に包まれながら暮らすことを望んで、I-Houseアシスタントを志望しました。 海外からの留学生たちは、日本という国を選んで学びに来ているだけあって、私たち日本人以上にこの国に興味を持ち、歴史や文化を学ぼうとする意識が高いです。先日も、日本の神社が話題に上ると、地元京都出身の私よりも彼らの方が詳しくて、日本人として反省したほどです。
私がアシスタントとしてサポートしているのは、交通機関の使い方や、近隣での買い物の仕方、携帯電話の申し込みほか学内外での様々な手続き上のことなど。私の英語力は簡単な日常会話レベルのため、当初はちゃんと伝わるか不安がありましたが、ありったけの笑顔にボディランゲージを交えて正面から向き合うと、思った以上に通じるものです(笑)。ルームメイトのカナダ人留学生の宿題を手伝ったり、互いの言葉を教え合ったりもしています。おかげで、少しずつ自分の語学力に自信を持てるようになってきました。
I-Houseでは、基本的には自分の食事は自分でつくって食べますが、仲間同士の交流を図るため、みんなに声をかけて一緒に料理し、みんなで食べる機会を設けることがあります。もともとは英語のレベルアップを考えて志望しましたが、日々、自分の立場を意識して率先して行動することで、リーダーシップや企画力・実行力も身についてきたのではないかと感じています。これはまさに、私にとっての“イノベーティング”! I-Houseアシスタントとしての経験は、今後、社会に出てからも必ず活かされると思っています!!

留学生インタビュー

「いつもの自分とは異なる視点から見て考える力を養える」

サヴィロフスカ・ロクサナさん
(ポーランド出身)

サヴィロフスカ・ロクサナさん(ポーランド出身)

京都産業大学は、学生に対する面倒見がとても良い大学だと感じています。 私は、来日前からビザ手続きに関する質問や、「アルバイトがしたい」という相談に一つひとつ丁寧に答えてもらっていました。
母国ではシェアハウス生活をしている私。シェアする相手は学生に限らず、社会人もいます。I-Houseでは学生同士で、互いにいい刺激を受け合えます。日本のほか中国や韓国などからの学生との交流を通して、アジアの文化・習慣を身近に感じることができたのも良かったです。
私にとってのイノベーションは、ある物事の解決を目指すのにあたって、ひとつの解決策があっても、もっといい解決方法を探すこと。それまでと違う視点を持つという点からも、I-Houseでの生活は意義深いものがあります。

「学ぶの上でも暮らす上でも、最高の環境」

ホーフシュテッター・ロバートさん
(ドイツ出身)

ホーフシュテッター・ロバートさん(ドイツ出身)

私はライフサイエンスを研究しており、以前に千葉の大学に一年間留学していたことがあります。日本で卒業論文をまとめ上げたいと考え、再来日を決意。以前から京都という街に興味を持っていたことに加え、大学側の留学生受入態勢がすばらしく、京都産業大学は、ここ「I-House」をはじめ、施設環境も教授陣の指導も優れています。
I-Houseはとても雰囲気が良く、自分達が歓迎されている気がします。ある日、夜遅く戻ると、その日は「うどんパーティ」が行われた後だったのですが、 わざわざ私の分をとっておいてくれて、とても感激しました。
私にとっての“イノベーション”とは、自分の感情を深く掘り下げることによって、自らを発展させること。まだまだ“イノベーション”の途中ですね。

「留学生にとっても、I-Houseは国際交流の場」

ワシントン・モーガンさん
(アメリカ出身)

ワシントン・モーガンさん(アメリカ出身)

日本の中では東京の賑やかさや沖縄の自然が大好きですが、学び、生活する場として、歴史があって美しい京都のロケーションに心惹かれました。I-Houseでの生活はとても快適で、みなさんとの交流を楽しんでいます。I-Houseには様々な国の留学生がいるので、日本以外のいろいろな国の文化や環境についても知ることができるのも、良いところです。
I-House以外に、大学でも留学生と日本人学生の交流を図るイベントがあり、私は、私の母国の大学に留学するという日本人学生に情報を提供するなど、お互いに意義のある時間を過ごすことができました。
『Keep Innovating』を掲げる大学での経験を経て、私も『変化と発展』を続けていきたいです。

掲載期間2014年9月〜

I-HOUSE(国際交流会館)

I-HOUSE(国際交流会館)

地上4階建てで、1階部分にはロビー、多目的ホール、和室、メディアルーム、パソコンルームなどの共有スペースを配置。2階以上は各階中央部にキッチンルームとダイニングスペース(ロビー)を配置し、コミュニケーションの場としても活用できるようにしています。また、4階部分には洗濯機、乾燥機を設置した洗濯室、物干しスペースがあります。居室はバス、トイレ、ミニキッチン、エアコン、ベッド、クローゼット、机、ベランダなどを備えたワンルームマンションタイプで、ルームメイトととの共同生活となります。 I-HOUSEアシスタントは、毎年、11月ごろに募集説明会を実施し、公募しています。

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