新聞広告「変わるチカラ。変えるチカラ。」シリーズ3

変わるチカラ。変えるチカラ。

フィールドリサーチで現場を知った。 自分の想いに気付いた。

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誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指し、政策実践力を備えた人材を育成する京都産業大学の法学部法政策学科では、特色のあるカリキュラムが実施されている。それが、「フィールド・リサーチ」と呼ばれる体験型のプログラムだ。各種の行政機関や社会福祉施設、NPOなど通常では立ち入ることができない現場に出向き、その体験に基づいた分析を行うことを狙いとしている。

 
 

自分が選んだことだから、納得するまでやりきりたい。

小森雅人さん
(法学部法政策学科
3年次生)

3年次生の小森が初めて刑務所を訪れた際の第一印象は、「想像していた世界とは違った」というものだった。それまで小森がイメージしていた刑務所は、海外ドラマや映画の中の、張りつめた空気が漂う場所だった。しかし、実際に受刑者が生活する共同室や職業訓練の作業風景を見学したり、「受刑者と教官の関係において、人と人とのつながり、信頼感が大事」という教官の言葉を通して、刑務所が「更生の施設」であるという認識を新たにした。

刑務所の他にも、小森は警察署や少年院のフィールド・リサーチに参加。いくつかの候補のうち、通常一つに参加するプログラムに、彼が熱心に参加したのには理由がある。それは、小森が高校生の頃から、警察官になるのを目標の一つにしていたからだ。高校生の頃の自分を「積極的なタイプではなかった。でも、警察官になりたいという目標があった」と振り返る小森にとって、この大学と学部・学科を選んだのは、自分の意志によるはじめての選択だった。「それがやりたくて入った。だから後悔したくなくて、参加できるものは全部参加しようと思った」そう語る小森は、実際に、フィールド・リサーチで現場を知ることで、警察官や刑務官・教官という仕事のリアルな姿を知った。また、一口に警察官といっても、被害者の支援まで担うような幅広い仕事があることを知った。教室の講義だけでは決して学ぶことのできない貴重な経験を通して、知らない世界を探求するうちに、新しい一歩を踏み出す勇気を身につけることができた。

「京都産業大学は授業においても、その他の活動においても、積極的な人が多い。大きな夢に向かって頑張る人たちに刺激されて、自分も積極的に変わることができた」と小森は自らの成長を実感している。

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