自己発見とキャリアプラン 結果分析・授業計画/改善に向けての取り組み(平成26年度 春学期)

1.結果の総評

  • 学生理解度は90%を大きく超え、満足度も90%近い数字となった。(80%出席者は90%超)全体的には、本授業の目的は果たせていると考えられる。
  • 就職活動が3か月ずれることを受けて、3年次前期というタイミングがふさわしいのかどうか、後期開講の必要性、受講人数制限の有無等を検討する必要がある。
    また、内容についてもインターンシップへと繋げていく等、次のステップも踏まえた内容の検討を行いたい。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

  • 学生の感想から問題となったのは主に「適性検査」と「受講人数」であった。
  • 適性検査は納得できずに受講した者がいたことがあげられ、その結果、検査代金の支払いが滞る等の問題が起こっていた。
    (1)適性検査の必要性 (2)これまでの検査内容(別の検査との比較)(3)検査時期(4)経年比較 の検討が必要である。
  • 受講人数については、受講者数の多いクラスは200名近いクラスもあり、アクティブラーニング等の運営上のことや、学生の意欲のばらつきをどうしていくかが課題となった。
  • マークカードを使用した出席状況の把握について、事務スタッフの負担を軽減し、授業の円滑化と適正な講義時間確保を図る必要がある。受講生の平常点を把握できる工夫などの改善を検討していく。

3.2の各項目についての改善計画

  • 「適性検査」を行うか否か等、根本的な検討が必要である。少なくても(3)検査時期については、初回に出席しない学生も多いことを踏まえ、第2回という早期の実施時期を見直したい。
  • 「受講人数」については、後期開講の必要性を踏まえた議論が必要であるため、今後担当者間の議論を深めた上で、意見をまとめ、運営委員会へ答申したい。
  • マークカードは取りやめる方向で進める。代替案として学生証での認証データの他、小単元ごとのレポート提出、または出席していないと記入できないレポート内容の検討等、見直しを図る。
PAGE TOP