第19回 FDフォーラムに参加しました!

 2月22日、23日に行われた大学コンソーシアム京都が主催する第19回FDフォーラムに参加しました。

 1日目がシンポジウムI・II、2日目が第1分科会〜第7分科会とポスターセッションというプログラムでした。私はシンポジウムTと第2分科会に参加しました。

 1日目、シンポジウムTの「京都発!地域社会まるごと学習コミュニティ~共に育ち、共に学びあう社会を創る~」では、行政と大学が協力し、学生が地域社会に関わりながら学ぶことができる環境をつくる必要があるということを知りました。なぜかというと、大学と企業には学生の学びにおいて考え方にギャップがあり、大学は“専門分野”や“基礎知識”に力を入れているが、企業は“チームで特定の課題に取り組む力”や“理論に加えて社会とのつながりを意識できる学生”を求めているからです。学生の街京都では、京都学生祭典や学まちコラボ事業などさまざまな地域との連携活動が進められています。

 2日目、第2分科会では、他大学のピア・サポートがどのように行われているかについての発表を聞きました。学生同士の支援のピア・サポートは、学生に居場所を用意しておくことで学生が安心し、その大学をホームにするきっかけになります。それぞれの大学によって学生の特色が違うため、その大学の学生に合ったサポートを行う必要があり、ピア・サポートのあり方は様々であるのだとわかりました。

 ポスターセッションでは、メンバーの頑張りによりクオリティの高いポスターができました。発表内容は、主に燦の概要と、学生FDサミット2013夏の分科会で行った学外イベント「それでも僕は考えたい~学生FDの思い~」、燦が毎年開催している学内イベント「京産共創プロジェクトIII〜僕らが創る新たな絆〜」、そしてこれらのイベントで得た成果と今後の展望・課題についてです。 今回学生の参加は珍しく、持参した参考資料がすべて無くなるなど、大変盛況でした。他大学の職員さんからは「燦の活動を参考にしています。」という意見を聞け、学外での燦の知名度はかなり高まってきていると感じました。また、「どのようなモチベーションで活動しているの?」「あなたが燦に入った理由は?」という“個人の思い”に関連した質問も多かったです。

 私がこのフォーラムで印象に残ったことは、シンポジウムTで聞いた「大学と企業には学生の学びにおいて考え方にギャップがある」ことです。今後は、チームで特定の課題に取り組んでいる活動や地域と関わる活動にもっと積極的に参加し、企業が求めている力を身に付けていきたいです。

経営学部 1年次 佐藤里奈

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