京都産業大学ギャラリー 第28回企画展 時代の変化とともに伝え広められた「いけばな」の歴史を知る~池坊短期大学所蔵の資料を通じて~

2024.04.19

京都産業大学ギャラリーは2024年4月30日から、第28回企画展「いけばなを伝える—池坊短期大学資料を通じて—」を開催します。京都で起こり、日本を代表する伝統文化となったいけばなの歴史について紹介します。

【本件のポイント】

  • 仏に供える花から発展したとされるいけばなは、室町時代には池坊が花を立てたことが知られ、江戸時代には華道書や作品集の出版、家元制度の確立などを経て、世間に広く受け入れられるようになった。このような歴史について、花伝書や作品図、花器、浮世絵などの展示から紹介する。
  • 今回展示される資料は主に池坊短期大学図書館で管理されており、他所では2009年の一部公開以降は全く公開されていない。いけばなの資料は華道家など個人が所蔵しているものも多く、まとまった形で公開される機会は珍しい。今回がいけばなの豊かな世界と面白さを伝えるきっかけとなり、研究の進展へつながることを期待する。
  • 同関連イベントとして「講演会①」では藤井 真 池坊短期大学准教授によるいけばなの実演と森川 佳代 池坊短期大学教授による解説。「講演会②」では、松本 公一 池坊短期大学教授が池坊のいけばなの歴史について解説する。

リリース日:2024-04-19

第28回企画展「いけばなを伝えるー池坊短期大学資料を通じてー」

開催日時 2024年4月30日(火)~6月29日(土)10:00~16:30
※水曜のみ13:00~16:30(入館受付16:00まで)
休館日 日曜・祝日
但し、5月19日(日)・6月9日(日)は開館(10:00~16:30)
場所 京都産業大学ギャラリー(京都市下京区中堂寺命婦町1-10 むすびわざ館2階)
入館料 無料
主催 京都産業大学ギャラリー
協力 池坊短期大学

講演会①「いけばなを伝える—池坊いけばなの花形の変遷—デモンストレーションとともに—」

日時 2024年5月19日(日)13:30~15:00(開場13:00)
場所 むすびわざ館ホール(京都市下京区中堂寺命婦町1-10 むすびわざ館2階)
講師 藤井 真 氏(池坊短期大学准教授)・森川 佳代 氏(池坊短期大学教授)
内容 いけばなの実演と解説
入館料 無料
定員 先着200人(要事前申し込み:むすびわざ館Webサイトから)

講演会②「いけばなを伝える—ココロとカタチ—池坊いけばなの歴史を中心に—」

日時 2024年6月9日(日)13:30~15:00(開場13:00)
場所 むすびわざ館ホール(京都市下京区中堂寺命婦町1-10 むすびわざ館2階)
講師 松本 公一 氏(池坊短期大学教授)
内容 いけばなの歴史について
入館料 無料
定員 先着200人(要事前申し込み:むすびわざ館Webサイトから)
お問い合わせ先
内容について:京都産業大学 ギャラリー
〒600-8533 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
Tel.075-277-0254

取材について:京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411
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