2023(令和5)年度 第1回全学FD/SD研修会を開催しました

2023.06.15

5月31日(水)、2023(令和5)年度第1回全学FD/SD研修会を開催しました。
京都産業大学では、学修者本位の教育の実現を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
このたび、本学内で実践されている「オンラインツールを活用したアクティブ・ラーニング」に関する経験知を専門分野や立場を越えて共有、それを通じて教育改善、学生の意欲的な学びや主体的な活動を支援することを目的として開催しました。

当日は本学の授業2科目をピックアップしました。それぞれの科目の担当教員である情報理工学部の平井 重行 教授・伊藤 慎一郎 准教授、国際関係学部の三田 貴 教授からご紹介いただきました。
研修会では、黒坂 光 学長からの開会挨拶ののち、各先生方からアクティブ・ラーニング授業について、授業内で使用しているオンラインツールを、参加者と実際に試しながら説明いただきました。
主にオンラインホワイトボードツールをどのように授業で使用しているかや、付箋をつかった作業が残り、後からでも見返すことができる等のオンラインであるがゆえの有用性、学生の反応、Teams機能の活用事例等を共有いただき、今後の授業方法の検討に役立つ研修会となりました。

当日は、対面とオンラインでのハイブリッド開催とし、78名が参加しました。今回は第2回新任教員研修会も兼ねており、新任教員12名も参加しました。参加者からは、「今日知った機能を試してみたいと思った」「学生の参加態度にもポジティブな影響があるようだと分かり、今後の講義に取り入れる方法を検討したい」「学生が興味を持ちやすく自由度の高いツールだと感じた。自由度が高い分、学生の創造力・発想力の向上も見込めるのではないかとも感じた。」といった声が聞かれました。

教育支援研究開発センターでは今後も本学教職員の教育の質保証への知識向上の一助となるよう、継続して研修を企画していきます。

黒坂学長挨拶
伊藤先生の講演
平井先生が適宜補足
三田先生の講演
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