2022年度春学期人権教育啓発講演会 保健管理センター所長 東あかね氏がオンラインで講演

2022.07.11

京都産業大学では、人権教育の取り組みや人権啓発を目的に、人権問題に関わる様々な事柄について、知り考える機会として、「人権教育啓発講演会」を年2回開催しています。
6月29日(水)は、本学保健管理センター所長・産業医(共通教育推進機構教授)の 東あかね先生に講師を依頼し、「心身ともに健康で、学びやすく、働きやすい大学をめざして~本学における新型コロナウイルス感染症対策の実践より~」と題して、オンライン形式でご講演いただきました。
講演会では、予防医学の専門医のお立場から、「感染症と人間の歴史」、「京都産業大学の新型コロナウイルス感染症」、「京都産業大学の多様性」のテーマに沿って、お話いただきました。
東先生は、本学の校医と産業医に就かれておられます。校医の役割は「学生の学びと成長の場を提供する」、「心身の健康と安全は教育の基盤」であることから、学生が健康であるために健康管理をすること、また、産業医の役割は「大学を快適職場に」することであると話されていました。
これまでの「伝染病予防法」に代わって、1999年に「感染症法」が施行され、感染症予防と患者の人権に配慮された感染症対策がとられるようになったとのことです。新型コロナウイルス感染症の現状について、世界、日本、京都府、京都産業大学との罹患率等を紹介されるなど、本学の新型コロナウイルス感染の現状についても分かりやすく解説いただきました。講演、質疑応答を通して、多くの事例を解説いただき、快適に、安全に働くことができ、学べる大学にするために、感染症流行期の心身の健康管理と病気の予防や人権意識について、あらためて考えさせられる機会となりました。

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