全学的なIR活動を推進するため、８月から９月までの期間に「ゼロから始めるMicrosoft Power BI～データ分析・見える化ツールによる学内データ活用のススメ～」をテーマとしたオンデマンド動画の視聴による令和３年度IR研修会を実施。専任事務職員の必須研修としても行われ、受講指定のあったすべての専任事務職員を含めた204名の事務職員に受講いただきました。

データ分析・見える化（可視化）を可能にする「BI（Business Intelligence） ツール」のひとつである「Microsoft Power BI」を取り上げたオンデマンド動画は、学長室IR推進室の室員３名が講師を務める形で作成。受講者は、基本的な使い方とデータの可視化の方法、効率的な分析を可能にするデータ編集のテクニックやデータの解釈に基づく改善提案の事例など、様々な観点について全10回の動画を通して学びました。

受講者のアンケートからは、研修の「満足度」と「内容の理解度」について、「満足している」、「理解できた」が８割前後と高い評価となったほか、「今までは、WordとExcelでのデータ分析しか経験していなかったが、BIツールを利用することで、データ分析に関する深い専門知識や技術が無くても、わかりやすくデータを可視化できることが分かった。今後、業務でデータ分析が必要な場面があれば、BIツールの利用を試してみたい。」、「今回の研修を通じて、分析がいかに意思決定の材料として活用できるのかがイメージできた。そのために、BIの操作スキルを修得することはもとより、分析するためのデータの蓄積も日々意識することが必要だと感じた。」など今後の業務へデータを活用する姿勢の変化が伺えました。

これらの結果や意見を踏まえ、更なる全学的なIR活動の推進のため、次回以降の研修内容を検討・実施して参りたいと思います。