1月10日（木）、教育支援研究開発センター主催　第2回全学FD/SD研修会を開催し、本学教職員46名が参加しました。

千葉商科大学客員教授/東京工業大学名誉教授　寺野　隆雄 先生をお招きし、「AI時代の科学教育～経験学習はどこまでICTで支援可能か～」と題し、お話しいただきました。
AI時代には、部分的に発生する様々な問題の中から、自ら課題を見出して定義し、他者との協調を通じて最適解を得る力が求められます。
今回の公演では、近年のコンピュータの進歩や高等教育の歴史等を踏まえ、学生がグループディスカッションを通じてチーム学習を疑似体験することの有効性と、マンガケースメソッドとビジネスゲームという経験学習の手法についてご教示いただきました。
参加者からは、「AIに関する難しい話題を簡潔に説明していただき、わかりやすかった」、「学生同士の教え合いが学びを高めるという、新しい気づきを得られた」といった意見が寄せられ、AI時代の大学教育について考える、貴重な機会となりました。