日本文化研究所公開シンポジウム「元号の世界-最新の研究から-」を開催しました

2018.09.22

9月22日(土)、本学日本文化研究所の公開シンポジウム「元号の世界-最新の研究から-」がむすびわざ館で開催されました。今回のシンポジウムでは、間もなく新天皇の即位により、新しい元号(年号)が決定・公表されますが、このテーマに関する最先端の研究成果を発表している、3人の研究者を中心に、基調講演、報告、パネルディスカッションを実施しました。

基調講演では、本学の所 功 名誉教授が元号の成り立ちから次の年号の公表などについて発表され、来年の改元に関する話題にも触れられました。次に、法学部の久禮 旦雄 准教授から元号のはじまりについて報告があり、元号と国際関係のつながりについても考察されました。続いて、京都府立丹後郷土資料館の吉野 健一氏から改元の流れ・受容に関して報告があり、元号が新しい時代を反映したものであることを説明されました。最後に、日本文化研究所所員の若松 正志 教授のコーディネートで、パネルディスカッションが行われました。
「元号」というホットな話題であるテーマのシンポジウムに、約150名の方々が議論を熱心に聴き入っていました。

日本文化研究所所長・小林 一彦 教授
所 功 名誉教授による基調講演
報告1 久禮 旦雄 准教授
報告2 吉野 健一 氏
パネルディスカッション
活発に討論が行われました
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