京都産業大学シニアリサーチフェローらが細胞の効率100%のATP合成を証明

2017.04.26

TAG:

メディア掲載研究総合生命科学部プレスリリース
京都産業大学 吉田賢右シニアリサーチフェロー(タンパク質動態研究所研究分担者※)と早稲田大学理工学術院 鈴木俊治研究院准教授(当時)(現東京大学、京都産業大学兼任)、早稲田大学博士課程 曽我直樹さん(学生)らの研究グループは、1978年にノーベル化学賞を受賞した「化学浸透圧説」により予言された効率100%のATP 合成を実験で証明しました。
生命のエネルギー通貨(ATP)は、細胞の中の呼吸で得られるエネルギーを使ってATP 合成酵素によって合成されますが、その際にエネルギーのロスが生じません。
これは、Peter D. Mitchell 博士が1966年に提唱した理論ですが、実験が難しくて50年間だれも証明ができなかった問題でした。
この成果により、生命がエネルギーを作り出す仕組みを、より定量的に計算し、生命現象を詳細に説明する事が可能になります。また、この研究で確立された、エネルギー変換の仕組みを正確に分析する技術は、生命がATP を作り出す仕組みをより詳細に解明する為の技術的基盤になると考えられます。
この成果は、米国科学誌『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United
States of America( PNAS)』に掲載されます。なお、報道解禁日の設定はございません。
掲載論文名: Perfect chemomechanical coupling of FoF1-ATP synthase.( FoF1-ATP 合成酵素におけるエネルギー共役の完全性)
著者: 曽我直樹+(早稲田大学)、木村和哉(早稲田大学)、木下一彦(早稲田大学)、
吉田賢右(京都産業大学)、鈴木俊治*+(早稲田大学、京都産業大学)
(*責任著者) (+現東京大学)
概要はこちら

リリース日:2017-04-26
本件に関するお問い合わせ先

京都産業大学 吉田 賢右 シニアリサーチフェロー
携帯:080-5336-7332 Mail:masasuke.yoshida@cc.kyoto-su.ac.jp
東京大学 鈴木 俊治 主幹研究員
携帯:090-1119-0472 Mail: toshisuz@appchem.t.u-tokyo.ac.jp


PAGE TOP