生涯学習 むすびわざ講座「社会保障制度の現状と課題」開講

2015.12.12

12月5日および12月12日の2回にわたり、むすびわざ館において、法学部 芝田 文男 教授が講師となり、生涯学習むすびわざ講座公開コース「社会保障制度の現状と課題」を開催しました。

2週連続の講座となり、第1回目は、社会保障政策の総論として、社会保障の定義・全体像の特徴・役割機能、環境変化による課題について解説が行われました。
社会保障の定義は「国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的に、公的責任で生活を支える支給を行うもの」と紹介し、子育て支援策や雇用問題にも触れ、他国と比較しながら、日本の社会保障制度について説明が行われました。
第2回目は、1回目の参加者からのアンケートをもとに、関心が高い年金・介護・医療の3分野について掘り下げて解説されました。
参加した約90人の受講生からは「とても興味深い内容を、わかりやすく講義してもらえてよかった」「個人に直接かかわる問題であり、タイムリーな話題であった」「質問に対して丁寧な回答があってよかった」といった声が寄せられました。
表を使って、日本と他国の比較を行いました。
受講者の質問に答える芝田教授
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