「4年間で、たくさんの夢を叶える。」経営学部 3年次 田中 美悠さん

3.「4年間で、たくさんの夢を叶える。」 経営学部 3年次 田中 美悠さん

初めての環境、初めましての出会い、初めての大学生活。2年前の春、新しい事だらけの毎日に私はときめきを感じ、3年生になった今も、毎日がときめいています。
世界的な観光都市で、もともと興味があった京都の地で、好きなことを学び、一人で4年間暮らしてみたいという私のわがままを家族に聞いてもらい、大学に進学しました。
家族には心配も迷惑もかけるけれど、4年間の中で新しいことに沢山チャレンジすることで、色んな夢を叶えようと決めています。学生寮に入ったり、フラメンコを始めたり、一人旅をしたり、旅行業の資格を取ったり…悩まずに恐れずに、とにかくやってみる事はとても楽しくて、あっという間に2年間が過ぎました。

この夏には『ファッションショーを創り上げる』という夢を1つ叶えました。
夢のきっかけは、友人に誘われて何となく観に行ったファッションショー。ステージできらきらと輝くモデルさん達、世界に1つしかない衣装。そのすべてがワクワクに満ちた未知の世界で、一瞬で虜になりました。
そんな中、寮も学部も同じで、授業で仲良くなった友人が、服飾サークル「浮世絵師」に誘ってくれたことが、大きな転機となります。サークルは当時、メンバーが足りていなかったこともあり、思うように活動ができなくて、友人も悩んでいました。
それを知った時、こんなにも必死に頑張っているのに「夢を形にできる場所が消えかけている」。それが本当に勿体無くて、もどかしい思いでいっぱいでした。サークルを何とか再始動させるには…ファッションショーを夢見る者同士、2人で沢山話し合い、二人三脚で進めていくことになりました。

少しずつ新しい仲間を集め始めましたが、ファッションショー未経験者がただただ「一緒にファッションショーをしよう!」と声をかけるだけでは気持ちは伝わらず、何度も心が折れそうになりました。それでも、諦めず想いを口にしているうちに、1人、また1人と共感してくれる仲間が増えていきました。最終的に、ファッションショー当日には16人という沢山の仲間が集まり、本当に楽しい舞台を創り上げることができました。

どんなに不安でも、思い切ってチャレンジすることは自分の大きな経験値になります。1つのことをずっと好きで、極めるのも素敵です。でも私は、どうせ同じ人生なら、自分の知らない、未知の世界にどんどん飛び込んで、新しい自分に出会いたい!その思いがいつも、夢に向かって踏み出す勇気になっています。

また私は、意味のない出会いは一つもないと思っています。合う合わないも含めて、その縁がきっとどこかで、自分の人生に関わってくる様な気がするからです。だからこそ今、私は出会った人すべてに感謝していて、この先もずっと大切にしていきたいと思っています。
色んなことに挑戦しようと決めてからの毎日は、どんなものでも夢中になればなるほど奥が深くて、驚く事もショックな事もいっぱいです。そこで芽生えたマイナスな気持ちさえも、新しい1つの価値観を知ることが出来た!というプラスな気持ちに変えていくことで、また1つ大きな自分へと成長できていると思います。

大学生活もあと1年半、されど1年半。サークルの活動をもっと多くの人に知ってもらうことはもちろん、これからもいろんな夢に挑戦し、成長していきたいです。

田中 美悠


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