2015年の司法試験の結果を受けて

京都産業大学大学院法務研究科長 坂東俊矢

 京都産業大学大学院法務研究科の修了生で、本年度、司法試験に合格された方は、2名にとどまりました。大変、厳しい、残念な結果であると受け止めています。一方で、合格された方は、それぞれの困難な状況を克服しての合格であり、今後、本研究科が標榜する「気骨ある法曹」として育ってくれると確信しています。

 合格に至らなかった皆さんに対しては、結果に到達する指導ができず、十分なサポートを提供できなかったことについて、真摯な反省をしています。

 本研究科はすでに2016年度からの学生募集を停止することとしています。しかしながら、修了生の皆さんに対しては、本研究科あるいは次年度開設予定の法教育総合センターなどを通して、サポートを提供できるよう努めます。また、在学生の皆さんには、司法試験の合格に向けた教育を継続します。

PAGE TOP