豊かに暮らしていくために何ができますか?

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2050年、豊かに暮らしていくために
今の私たちに何ができますか?

変化の激しい経済社会において、誰もがより良い未来を願い、それぞれの幸せや生き方を模索する現代。
豊かに生きていくために、今からできることは何なのでしょうか。

豊かさの基準は人それぞれ。
世界を広げ、自分の軸を持ってほしい。

自動運転や生成AIなど、技術は驚異的な速さで進化しています。かつてインターネットの登場が社会を大きく変えたように、技術革新はこれまでの常識を打ち破り、新たなビジネスモデルや価値観をもたらしています。こうした変化にわくわくし、未来に向けて行動に移せるかどうかで人生は大きく変わるでしょう。
経済学部には、学部独自のデータサイエンスプログラムや国内・国外のフィールドワーク、さまざまな分野のゼミ活動が充実しており、自分の世界を広げ、やりたいことを見つけるチャンスが豊富にあります。社会で起きている事象や変化に着目し、経済学的な観点からアプローチする中で、社会への関心が深まり、将来のために今自分がすべきことが明確になるはずです。

豊かさの基準は人それぞれですが、行動したその先に豊かさはあります。周囲と同じ行動を取るのではなく、自らの判断基準で行うべきことを選択し、世界を広げていってほしいです。2050年、皆さんは社会の中核を担う世代になっています。その頃、日本の社会や経済がどうなっているか、経済学者でも予測はつきません。現在の日本は、地球温暖化や少子高齢化、財政赤字など、課題が山積みで、明るい未来ばかりではないかもしれません。だからこそ、経済学部で未来を見通す力を培い、若いうちから確かな自分の軸を見つけることが大切だと、私は考えます。

経済学部 経済学科
八塩 裕之 教授

専門分野:財政学、租税論

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