留学体験レポート

福田 真弓 西オーストラリア大学(認定留学)

留学期間 国名 留学先大学名 留学の種別
2009年3月20日から
2009年12月27日まで
オーストラリア 西オーストラリア大学 認定留学

 私がこの留学を通して一番感じたことは英語がどれだけ自分の世界を広げるかということです。海外に留学する前はできるだけ多くのネイティブの人たちと友達になりたいと思っていました。でも実際、語学留学してみるとほとんどネイティブの人たちと出会う機会がなかったです。そのかわり、語学学校に通っているいろんな国の人たちとお互いの第一言語ではない英語を使いおしゃべりし友達になり、英語の勉強動機、お互いの文化を教えあったりしてすごくいい友達になれました。また、その人たちは日本人では全く思いつかない考えや意見をもっていてとても視野が広がりました。英語ができることによって世界中の人たちとコミュニケーションが取れるというのは本当かもしれないと思いました。もちろん、ネイティブの友達が少なくてもホストファミリー、学校の先生たちと過ごすことによってオーストラリアの文化、ライフスタイルも十分に学べました。英語力は満足とはいかないけれどコミュニケーションが取れるレベルの力も付きました。

 でも、留学は楽しいことばかりではありませんでした。楽しいことと同じくらい、もしくはそれ以上につらいこともたくさんあったように思います。とくにはじめの数カ月はほんとうにありとあらゆることに戸惑いました。例えば食事ひとつをとってみても味、量、食器の違いなどに困りました。色々な手続きで困ったこともありましたし、精神的につらくなることもありました。とくに精神的に病んだときは本当に日本に帰りたいと思うこともありました。でもやっぱり友達(オーストラリアでできた友達、帰国した友達、日本にいる友達、みんな)がそういう時、助けてくれて本当に助かったことが何回もありました。国が違っても理解してくれる人はいたし、同じ日本人で留学に来ている友達はとくに私の状況を理解し支えてくれました。そいう意味で人との出会いの大切さに留学で気づいた気がします。だから、他国の友達が国に帰国してしまう時は本当に悲しかったし世界は広いなと感じました。

 これから留学されるみなさんには向こうに行ってただ英語がうまくなりたいということだけではなくて、英語を使って自分が何をしたいのかということを考えてから行くべきだと思います。ただ語学学校に通っているだけだと、だれてくるし明確な目標を掲げていく方がいいと思います。留学先の国を選ぶときは、自分が文化やライフスタイルに興味を持てる国を選ぶことをお勧めします。やっぱり休日や長期休暇などがある時にその国を旅行できたりできるので自分が行ってみたい場所、見てみたいものがある国のほうが有意義な旅行ができます。あと、やはり留学には費用がかなりかかるので少しでも留学に興味のある方は前々からバイトをしたりして準備していた方が本当に行きたくなった時のためにお金のことで悩まなくて済みます。

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