2011年7月7日、上野ゼミおよび吉永ゼミ（民法）において、京都信用保証協会OBで現在は京都府商工会連合会で商工調停士としてご活躍の澤村正宣氏に、「信用保証制度の特色と仕組み」と題する特別講義をおこなっていただいた。

　京都信用保証協会における長年の実務経験に裏打ちされた澤村氏の講義は、学生にとってあまりなじみのない（しかし、日本経済にとっては必要不可欠な）信用保証制度を理解するまたとない機会となった。

　また、信用保証協会の業務内容の解説において、「中小企業の方と一緒になって汗をかき、その企業が成長していく姿を見届けることが、信用保証協会で働く者にとって何よりの喜びである」と語る澤村氏の姿を見て、学生は「働くことの意味」を改めて問い直すこととなった。

　澤村氏による特別講義は、本学法学部の民法ゼミにおいて毎年おこなわれており、本講義をきっかけとして信用保証協会等の金融機関へ就職することとなったゼミ生も多数存在しているところである。

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