ディフェンス力見せるも早稲田大学に敗戦

2013.12.18

12月15日(日)、瑞穂公園ラグビー場で「第50回全国大学ラグビーフットボール選手権セカンドステージ第2戦 早稲田大学戦」が行われました。 第1戦の中央大学戦に劇的な逆転勝利を挙げた本学は関東大学対抗戦2位と優勝候補の一角でもある早稲田大学と対戦しました。本学は格上相手にも今年1年間鍛え上げたディフェンスが光り、一時はリードを奪うなど後半途中まで互角以上の戦いを見せました。しかし、最後は早稲田大学に自力の差を見せつけられ18-48で敗戦。この結果を受け、本学はセカンドステージ敗退が決定しました。次戦は、12月22日(日)大阪府 近鉄花園ラグビー場で大阪体育大学と対戦します。本学18−48中央大学<トライ>前半29分 浅岡 勇輝さん(法・3年次)後半1分 小川 雅人さん(経営・4年次)
<試合展開>試合開始から早稲田大学の猛攻に遭い、前半6分には日本代表でもある藤田 慶和選手にトライを決められ先制を許す。しかし、それ以降は本学の激しいタックルが突き刺さり早稲田大学にプレッシャーをかける。そして相手の反則を誘うと、山下 楽平(経営・4年次)の2本のペナルティゴールで7-6と1点差まで詰め寄る。しかし前半22分に早稲田大学のトライが決まり、点差を広げられる。それでも前半29分に本学も見せ場を作る。増田 大暉(経営・4年次)が大きくゲインするとフェイズを重ね最後はゴール前ラックからプロップ浅岡 勇輝が押し込みトライを決める。ゴールも成功し13-12と逆転に成功した。このまま前半をリードして折り返したいところだったが、終了間際にモールで押し込まれてトライ。13-17と逆転を許して前半を終えた。後半に入ると、開始直後から本学もアタックを仕掛ける。後半1分、キックオフからフェイズを重ねロック小川 雅人(経営・4年次)がトライを決め再逆転に成功した。一進一退の攻防が続いたが前半と打って変わって風下に立った本学にもミスが目立ち始める。後半14分にはラインアウトモールを押し込まれトライを許し、再々逆転を許してしまう。それ以降もラインアウトのミスなどセットプレーに安定さを欠き、立て続けにトライを奪われ、終わってみれば48-18で敗れた。それでも、早稲田大学の猛攻にも幾度と魂の入ったタックルで食い止め、本学らしいひたむきなラグビーが際立った試合となった。
<試合後のコメント>大西 健 総監督勝つつもりでいましたが、キックやラインアウトでのミスで自滅して、そこを付け込まれてしまいました。しかし、激しく良いディフェンスが出来ていました。選手達の本気で早稲田大学に勝ちにいくという強い気持ちが見られたのは良かったです。三原 亮太 主将(経営・4年次)前半は勝てると思いましたが、後半から足が止まってしまい、相手の展開の速いラグビーについていくことが出来ませんでした。さらに、相手の選手はバックスだけでなくフォワードの選手も足が速く、対応できず苦しみましたが、それでも、ディフェンスはしっかり前に出ることが出来て、そこは自分たちのラグビーが通用したと思いました。小川 雅人 副主将(後半に逆転トライ)フォワード戦で不利に立ってしまい、バックス陣に申し訳ないという気持ちです。前半は、勝てるのではないかという期待はありました。(トライに関して)何も考えず、勝つことだけを考えて走った結果です。次戦もフォワードが強い相手なので頑張ります。
【記事・取材:体育会本部編集局 岡田 賢さん(経済・4年次)】
この日光ったディフェンス
前半にトライを決めた浅岡 勇輝選手
再逆転のトライを決めた小川 雅人選手
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