■インドネシア語専修が地震・大津波被害の‘アチェ’ローカル紙等翻訳ホームページ立ち上げ

2005.03.08

 外国語学部言語学科インドネシア語専修(※1)は、スマトラ沖地震・大津波で被害が最も大きかったとされる‘アチェ’のローカル紙「スランビ インド
ネシア(Serambi Indonesia)」等の記事を翻訳したホームページ(※2)をこの程立ち上げた。安田和彦外国語学部助教授(インドネシア語専修が同 新聞社に承諾を取り、冬期休暇中の専修学生と連絡を取り合いながら翻訳作業を進めた。作業はホームページ作成後も続けられ、現在、2度目の更新に向けた準備が進められているという。
 安田助教授は「日本での大津波に関する報道は、徐々に少なくなっていくでしょう。その中で、インドネシアの被災地の復興への支援を今後も続けていくために、私たちはインドネシア、特にナングル・アチェ・ダルサラム州からの報道を日本語に訳し、現地の人々の体験・思い・声を伝えていきたい」と話している。

(※1)同専修生はスマトラ島沖地震・津波発生後、現地の復興を支援しようと1月17日から28日までの間、学内で募金活動を行い、学内と同専修の同窓生から集まった義援金653,710円を2月1日、(財)京都新聞社会福祉事業団へ持参した。同事業団はこれを日本赤十字社に送り、被災地の物資や医療に役立たせる予定。左藤正範外国語学部教授は「卒業生からの反響は大きく、義援金の申し出は今も続いているため、近いうちに2度目の義援金を送りたい」と話している。

(※2〉ホームページアドレスは次の通り
/department/li/index-j.html
‘アチェ’のローカル紙を翻訳するインドネシア語専修の皆さん(手前・卒業生の中村さん、右から左藤教授、安田助教授、専修生の安井・吉野・中江さん)
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