■インドネシア語専修の卒業生からも学内の募金活動に義援金

2005.02.01

 外国語学部言語学科インドネシア語専修1〜4年次生
の有志が1月17日から28日の間、学内でスマトラ沖大
地震の被災地の復興支援の募金を呼びかけたことを受
けて、同インドネシア語専修の卒業生からこの活動に
協力させてほしいと義援金が集まり、その贈呈式が1
月28日、外国語学部長室で行われた。
 集まった義援金は358,360円で、同インドネシア語
専修卒業生代表の若林 聡子(本学外国語学部非常勤
講師)さんから有志代表の大柿 亮祐君と森本 洪太君
(ともに同インドネシア語専修・2年次生)に手渡さ
れた。若林さんは「みなさんが強制ではなく、自分た
ちで行動したことを誇りに思います。学生がこんな活
動をしていると紹介すると、卒業生も共感してくれた
のか協力を惜しまなかった。私たちも協力できて嬉し
く思います」と挨拶した。
 大柿君と森本君は「(外国語学部教授の)左藤 正
範先生がいてくださらなかったら、ここまで頑張るこ
とができなかった。この活動を通して、多くの人と出
会い、考えるチャンスができた。卒業生の方からもこ
んなに協力いただけるとは思ってもいませんでした。
本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ
た。
贈呈式に出席した左藤教授は「学生は試験期間中にも
関わらず、熱心に活動を続けてくれた。活動は一旦終
了ですが、何らかの形で支援は続けてほしい」と学生
を称えた。

 同インドネシア語専修の学生有志で集めた募金と卒
業生からの義援金あわせて、653,710円は京都新聞社
会福祉事業団を通して被災地に送られます。
右から義援金手渡す若林さん、左藤教授、義援金を受け取る大柿君、森本君
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