ホセ・アミコラ教授講演会「フリオ・コルタサルと日本文学(俳諧/夏目漱石)」開催

2015.06.04

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 6月4日、図書館ホールにてホセ・アミコラ教授による講演会「フリオ・コルタサルと日本文学(俳諧/夏目漱石)」が開催された。これは、文化学部 井尻 香代子 教授(中南米文学専攻)が日本学術振興会 外国人招へい研究者(短期)事業の採択を受け、実現した。

 ホセ・アミコラ教授は1986年からアルゼンチン ラ・プラタ国立大学哲文学部 教授を務め、2013年からは同大学博士課程客員教授として移民国家アルゼンチンの文化的風土を背景としつつ、国境にとらわれないラ・プラタ河流域文学について活発な批評を展開してきた。

 講演会では現代アルゼンチン文学の魅力を世界に広めた作家フリオ・コルタサルにスポットを当て、詩集や短編集、名声が高まるきっかけとなった長編小説など、コルタサルの作品の内容とともに作品の変遷が紹介された。また、松尾芭蕉の俳句や夏目漱石の作品に関心を持ったコルタサルが、どのように作品に取り込んだかなどを解説した。

 講演はスペイン語で行われたため、スライドで日本語要約が掲示されたが、時折、電子辞書で熱心に単語を調べる聴講生も見られ、講演後は活発な質疑応答がなされた。


 
アルゼンチン現代文学の研究者 ホセ・アミコラ教授
流暢なスペイン語で質問をする聴講生
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