第79回市民講座開催

2013.10.20

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 10月20日、むすびわざ館にて、生涯学習講座 第79回市民講座が開催された。

 第1講座では、経済学部 山内 太 教授が、「江戸時代の商いをする村人たち— お蚕様を運んだ人々 —」と題して講義を行なった。江戸時代、「百姓」という身分の人々が、農業だけでなく、副業として様々な商いをしていたことがわかってきたと語り、養蚕農家の人々のもとへ生糸を生み出す「蚕の種」、つまり卵を運んだ「蚕種商人」について解説した。

 第2講座では、理学部 村瀬 篤 教授が、「格子と数学」と題して講義を行なった。京都の町屋の格子戸や、庭・園芸用のラティスなど、我々の生活になじみの深い「格子」に潜む、様々な「数学」について語られた。「ピックの公式」を用いれば、どのように複雑な格子多角形でも、一瞬にしてその面積を求めることができると数式を紹介した。また、ピックの公式を応用し格子点を結び、正三角形を作ることができるかを検証した。

 講座終了後は参加者が個別に質問する姿もみられ、アンケートには「蚕種商人の活動が大変興味深かった」「蚕種商人といった面白い視点からの経済史のお話で、とても興味がわいた」「数式を用いたテーマで難解かと思ったが、とても楽しく学ぶことができた」「久しぶりに数学の世界に取り込まれた」といった感想が寄せられた。
蚕種商人について語る山内教授
公式を紹介する村瀬教授
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