市バスの魅力を発信 O/OCF-PBL2受講生チームがイベント企画

2013.07.20

 7月20日、社会人基礎力を育成する本学のキャリア形成支援科目O/OCF-PBL2の授業の一環として本科目受講生が企画したイベント「市バスに乗って謎解きに挑戦!!京都再発見〜序章〜」が京都市内で行われた。

 O/OCF-PBLは、学部を横断して編成された学生のチームが、企業などから提供された課題の解決に挑戦する過程を通して、大学での勉学の成果を実社会で活用できる能力を育成することを狙いとしている。

 本イベントは、地元フリーマガジン『ハンケイ500m』の編集・発行を行う「union affinity」から提供された課題「京都市営バスや地下鉄の利用が促進されるゲームイベントの考案・実行」に取り組む学生チーム「Humanion」の14人が、幅広い世代に市バスに親しみ、市バスと京都の街の魅力を知ってほしいと考え、京都市交通局の協力の下実施した謎解きゲームであり、大人81人、子供10人の計91人が参加して賑わった。

 このイベントは、京都市内のあるバス停の半径500mに、お店のメニューを食い尽くす「大食い男」が出没するという設定で、参加者は新米探偵として、市バスの一日乗車券を使い、資料とヒントをもとに決められた時間内に「大食い男」が出没するバス停と本日現れるお店を特定して見つけ出すというものである。

 イベントを企画したHumanionのメンバーはいくつかの班に分かれ、北大路駅内で今回イベントの案内や京都市内のバス停に分かれて参加者に対しゲームの進行を行うなど、熱心に取り組み、「一から全部企画して作っていくという経験がなかったので最初は不安だったが、結果として多くの人が集まってくれてよかった」「友達や参加者から『ありがとう』『楽しかった』という声が聞けてうれしかった。この活動を通していろいろな経験ができた」と感想を述べた。


【記事:学生広報スタッフ 大畑 彰啓さん(経済・2年次)】
バス停付近でゲーム進行を行う学生チームメンバー
家族連れなど多くの人が参加した
「大食い男」から証明書をもらうイベント参加者
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