「京都の伝統文化−能と能面−」講義

2013.07.10

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 7月10日 5時限、5405教室にて「京都の伝統文化」の講義が行われ、ゲストスピーカーとして能面師・能楽金剛流師範 位ノ花俊明さんが「能と能面」をテーマに講演した。

 位ノ花さんは能の原型である猿楽の歴史や、武家と能の関係性についてなどの能のなりたちから話を進め、『船弁慶』という能の一部を映像で紹介した。また、能面についてひとつひとつ面を見せながら特徴やどのような場面で使われるかなどを説明。「能面のような表情とはよく感情の表れない表情を指すことが多いが、長時間の演技にたえるため、喜怒哀楽の感情がその時々に表し得るような中間的表情の面が作り出され、余分なものを削り去った本質だけ残すことで、見る者によって表情を感じ取れるものになった。」と解説した。

 最後に紹介された能面を受講生に触れさせ、実際に手にとりながら面の視界の狭さや、面を見る角度によって表情が変わること、面の左右で陰と陽が表現されていることなどを説明した。受講した学生は「普段接することのできない文化に触れられて、おもしろかった」と感想を述べた。

【記事:学生広報スタッフ 田中 誠也さん(経済・3年次)・本田 彩さん(法学部・2年次)】
位ノ花さんによる能面の紹介
「女性の能面の違い」について説明
能面の左右には陰と陽の違いがあると語る位ノ花さん
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