「−自己の探求プログラム PartII :『理学の探求』−」開催

2013.07.03

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 これは理学部の新入生を対象に、入学前に実施した「自己の探求プログラム」の第2弾として行われたもので、自己の理解を深めるとともに、数学・物理の面白さや楽しさといった学習面における新たな気づきを通じてモチベーションを高めることや、学生生活での不安を解消させることを目的としている。

 第1部は、「金星気象衛星『あかつき』プロジェクトに参加して」というタイトルで、「あかつき」から送られてくる観測データのプロジェクトチームに参加した理学部 _木 征弘准教授の講演があった。金星の自転(ローテーション)より早い風である「大気スーパーローテーション」の成因と金星大気運動の全容解明を目指して計画された日本の惑星探査機「あかつき」のプロジェクトで作業する苦労についての話のほか、惑星探査機は観測だけでなく、観測機器を制御する電子システム、衛星を打ちあげるロケット、それをコントロールする制御システムそしてプロジェクト全体をバックアップする事務組織など非常に多くの要素が必要になること、世界中の研究機関が博士課程の学生を受け入れているので、惑星探査に参加することも不可能ではないこと、2015年の再投入とその後の観測を楽しみに待っていることなどが話され、学生たちは興味深く聴いていた。

 第2部では、学科ごとに4〜6人程度のグループに分かれ、それぞれ数学・物理の専門に関する実験を行い、検証して結論まで導き出し、その結果を全員の前で発表した。各グループには2年次生以上の先輩や大学院生も加わり、学生たちは適宜アドバイスを受けながら実験に取り組んでいた。また最後には村瀬学部長、押山副学部長による講評も行われた。

 第3部では参加した教員や先輩たちとのフリートークにより、日ごろ感じていることや、不安に思っていること、もうすぐ始まる定期試験についてなど、さまざまな質問を投げかけて疑問を解消していた。参加した学生たちは先輩たちからも色々な助言をもらえてよかったと感想を述べていた。
「あかつき」プロジェクトに参加した時の苦労話や今後の期待について話す_木准教授
針金をランダムに投げ、平面上の直線と交わる交点の個数の法則を見出す実験をする数理科学科の学生
レーザー光線を当て、スクリーン上に現れるスポット(筋)幅とスリット幅の関係性を見出す実験をする物理科学科の学生
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