社会安全・警察学研究所 設立記念シンポジウム開催

2013.06.08

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 社会安全・警察学研究所設立記念シンポジウム「子どもの非行防止と立ち直り支援—社会安全のための研究と実務の協働—」が6月8日、むすびわざ館で開催され、警察・教育・行政・司法の関係者などのほか、一般聴講者も含めて約250人が参加した。

 まず第一部として記念式典が行われ、次の第二部では基調講演として、渥美東洋 社会安全・警察学研究所長が「研究に基づく少年非行防止プログラム」と題し、これまでの少年非行に関する学説や論文について紹介。大議論ではなく、個別の事案に対応できる、具体的なプログラムが必要であり、社会安全・警察学研究所では、諸外国の事例を基にしながら、京都や日本などその場所にふさわしいプログラムを作り上げていきたい、と語った。

 また、安田貴彦 京都府警察本部長は「少年警察の目指すもの—京都府における少年の健全育成に向けての取組—」と題し、京都府の少年犯罪の発生状況やスクールサポーター、非行防止教室、立ち直り支援の推進など京都府警の取り組み事例を中心に講演した。

 第三部のパネルディスカッションでは、田村正博 社会安全・警察学研究所副所長をコーディネーターに、大橋忠司 京都市教育委員会事務局指導部生徒指導課長、藤木祥史 京都府府民生活部青少年課「ユース・アシスト」支援コーディネーター、櫻井美香 警察大学校警察政策研究センター主任教授の他、基調講演を行った渥美所長、安田京都府警察本部長が登壇。それぞれの活動や課題点などの紹介のほか、参加者からの質問に回答する形で、教育・警察・行政など子どもの非行防止・立ち直りに関わる関係機関の交流と相互理解、連携の必要性についての意見が交換された。
地域に根差した具体的なプログラムの必要性を語る渥美 社会安全・警察学研究所長
非行少年の立ち直り支援について、参加者も交えたディスカッションが行われた
警察関係者・行政・教育関係者など約250人が参加した
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