第72回市民講座開催

2011.11.27

 11月27日(日)、キャンパスプラザ京都において、生涯学習講座 第72回市民講座が開催され、約100人の参加があった。

 第1講座では、角田 豊 文化学部教授が、「共感の心理学−臨床心理学の視点から−」と題して講義を行なった。誰もが当たり前に人間関係の中で経験している「共感」は、カウンセリング・福祉・看護などの支援に関わる様々な職種で重視されていると説明し、臨床心理学における「共感」の意義について解説した。

 第2講座では、中井 透 経営学部教授が、「ビジョンマネジメントのすすめ」と題して講義を行った。現在、企業において従業員の持つスキル・能力などの無形資産が競争資産として重視されているが、今後は企業が掲げる経営理念や経営ビジョンをどうマネジメントするかが問われると解説し、その実践に必要な考え方を講義した。

 講座終了後は参加者が個別に質問する姿がみられ、アンケートには「共感することの大切さがよく分かった。」「経営学の難しい話かと思っていたが、日常生活にも役立つとても楽しい講義であった。」といった感想が寄せられた。
共感について解説する角田教授
中井教授の講義を熱心に聴講する受講生
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