松本零士客員教授「大学の歴史と京都産業大学」で講義

2011.06.20

 6月20日、本学客員教授の松本 零士氏が共通教育科目の「大学の歴史と京都産業大学」で講義するために本学を訪れた。講義前に松本氏は柿野 欽吾理事長、柴 孝夫副学長と歓談した。

 松本氏は「荒木 俊馬著『大宇宙の旅』が私に与えた影響」と題した講義を行い、約320名の学生が聴講した。講義の中で松本氏は、京都産業大学の創設者である荒木 俊馬博士が著した『大宇宙の旅』を「最初に出合った専門書」として紹介した。本を書くこと、アニメーションを作ることが夢だったと話し、著書について「この本と出合わなければ私の運命は大きく変わっていた」と熱く語った。
 また、17歳のときに影響を受けた映画『わが青春のマリアンヌ』の撮影現場を今年訪れ、少年時代の夢であった風景を実際に旅した話を通して、自ら行動して自分の目で確かめることの大切さを学生に伝えた。
『大宇宙の旅』が与えた影響を語る松本氏
松本氏の夢の話に聞き入る学生
(左から)松本氏、柿野理事長、柴副学長
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