益川塾 第1期塾生12名が入塾

2010.04.03

 益川敏英教授のノーベル物理学賞受賞を顕彰し、個性あふれる学問の系譜を育むため、2009年6月に設立された「益川塾」の入塾式が、4月3日(土)、神山ホール第2セミナー室で行われた。
 自然科学系は「素粒子の標準理論を越えて」、人文社会科学系は「京都の歴史と文化を究める」をテーマに塾生を募集、選考された塾生12人が、1期生として入塾した。
 塾頭である益川教授は「私学に新しい風を吹き込む意気込みで研究に励んでもらいたい」と式辞を述べた。
 益川塾では、自然科学系と人文社会学系の研究者が交流しながら研究を深めるところが特徴。自然科学系博士研究員の梅津光一郎さんが「塾生同士の積極的な議論を通じて、学問の発展で精進していく」と塾生を代表して挨拶を行った。

式辞を述べる益川教授
入塾生一人ひとりに入塾証が手渡された
第1期生として12名の塾生が入塾した
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