法学会秋季講演会

2009.11.30

 11月30日、法学会秋季講演会が神山ホールにて開催された。

 講演会に先立ち、法学会賞授与式が行われ、本学大学院法学研究科博士前期課程修了生の三浦紀子さんが、社団法人著作権情報センター主催「第7回著作権・著作隣接権論文募集」において、論文「著作権の消尽と著作物の流通に関する一考察」で3位に入賞したことを記念し、賞状と記念品が授与された。(法学会では、学生会員の学術研究を奨励するため、全国規模以上の懸賞論文入賞者を表彰している。)

 講演会では、アメリカでの在外研究から今夏帰国した2名の法学部教員より、成果の報告があった。

 ペンシルバニア州ピッツバークで在外研究を行った芦立 秀朗法学部准教授は、「アメリカ政治と比較研究」と題し、アメリカの行政職員人事と政治の関係を素材とし、比較研究の意義に関する講演を行った。「事例を事例のままにするのはもったいない。それをまとめあげるtheoryが重要である」と、大学における教育研究の重要性を強調した。

 カリフォルニア州バークレーで在外研究を行った木俣 由美法学部教授は、「アメリカ法律事情あれこれ」と題し、「自由の国アメリカ」における法規制のあり方について、銃規制や住民投票を題材に講演した。
法学会賞授与式の模様
芦立 秀朗准教授の講演
木俣 由美教授の講演
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