法学部専門教育科目「人事・労務インターンシップ」実習報告会

2009.09.16

 9月16日、法学部専門教育科目の「人事・労務インターンシップ」(岩永 昌晃法学部専任講師担当)で、実習報告会が行われた。

 この科目は、学部融合プログラム「人事・労務プログラム」の中核科目であり、社会保険労務士事務所で就業体験を行い、職業観を確立し、その後の学習のやる気を高めることを目的としている。

 実習生4名(法学部2年次生3人、経済学部3年次生1人)は、約1ヶ月の事前学習の後、8月上旬から中旬にかけて、京都市内の社会保険労務士事務所で5日間の実習を行った。
実習内容は、給与計算、社会保険関係の各種届出書類や雇用関係の助成金申請書類の作成、社会保険事務所への同行など多岐にわたり、社会保険労務士の業務を幅広く体験するものだった。

 この日の報告会で、実習生は「申請書類に添付する書類が予想以上に重く、どの書類に何を添付するのかが難しかった」「社労士の先生方は、研究会を開き新しい助成制度や裁判の動きなどを勉強していた。内容は高度で大変そうだが、開業してからも常に能力を高めようと努力しているのがわかった」「依頼者から相談を受けていた先生が、色々な人の立場に立って多角的に説明していたのが興味深かった」「実際の手続の中で、大学の授業で勉強したことが確認できた」と感想を述べ、それに対し、岩本 誠吾法学部長ほか教職員から講評がなされた。

 人事・労務プログラムでは、このあと、労働保険法や人的資源管理論をさらに学習し、3
年次で課題解決型実習「実践労働法演習」に臨むことになっている。
教職員からの講評
報告する学生
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