京都産業大学法学会春季講演会日墺外交140周年記念講演会

2009.06.12

 6月12日(金)京都産業大学法学会は、駐日オーストリア大使ユッタ・シュテファン=バストル大使による春季講演会日墺外交140周年記念講演会を本学神山ホール大ホールにて開催。本学学生、一般聴講者約400名が熱心に聴講した。

 シュテファン=バストル大使は、「140年間のオーストリアと日本の外交関係」をテーマに、1869年日墺修好通商航海条約の締結から現在に至る日墺の外交関係について、日本の美術品がヨーロッパのアールヌーボーに影響を与えたこと、ウィーン薬科大学の外科医であるF.A.ヨンケル(F.A. Junker von Langegg)が、1872年に京都府立医科大学病院(当時は前身の京都療病院)に招聘されたこと等、興味深い例を挙げながら講演した。

 さらに講演会の後、大使は理事長と懇談し、大使より日墺外交関係140周年を記念して大使館が作成した書籍が贈呈され、本学からは、法学会からの 感謝状と記念楯に加え、益川敏英教授 ノーベル物理学賞受賞を記念に製作されたカトラリー(スプーン)等が大使に贈呈された。
講演会の模様
理事長との懇談会にて
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