法政策学科開設記念シンポジウム・パートII開催

2008.12.07

京都産業大学法学部主催の法政策学科開設記念シンポジウム・パートII「どうする?子ども虐待−現状と課題を考える−」が、平成20年12月7日(日)午後2時より、メルパルク京都において、主催者の予想を上回る180名以上の来聴者を得て開催された。

このシンポジウムは、平成20年9月28日に朝日新聞社のコーディネーションにより開催された法政策学科開設記念シンポジウム「日本の“安心”はどこへ行ったのか〜安全・安心な明日への人づくり〜」に続く「パートII」と位置づけられるものである。

また、それと同時に法学部手作りのシンポジウムの「パートI」でもある。法学部では法政策学科のカリキュラムの柱となる5つの履修プログラムの各々に即したテーマでのシンポジウムを今後数年にわたって順次開催していく予定で、今回はその第1回として「社会安全プログラム」に即したテーマが設定された。

並松信久副学長の挨拶、岩本誠吾法学部長からの法政策学科の教育理念等に関する説明の後、子どもの虹情報研修センター研究部長・川_二三彦氏の基調講演「現場で考える子ども虐待対応の現実」が行われ、現場での経験を踏まえ、具体例を上げながら問題点を提示した。

休憩を挟んでパネリストの弁護士・岩佐嘉彦氏、法学部教授・山口亮子氏、法学部講師・新恵里氏から個別報告があった後、川_氏を加え、法学部教授・成田秀樹氏をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われた。議論は白熱し、またフロアからも約30の質問が寄せられて、シンポジウムは成功裏に幕を閉じた。
挨拶する並松信久副学長、岩本誠吾法学部長
川_二三彦氏の基調講演
パネルディスカッションの模様
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