「日本文化研究所 特別客員研究員研究成果発表会」開催

2007.04.28

 京都産業大学と京都商工会議所の共同主催の「日本文化研究所特別客員研究員研究成果発表会」が4月28日(土)図書館ホールで開催された。

 本発表会は、平成18年度から京都商工会議所との連携事業として「京都・観光文化検定試験」1級合格者を対象に、京都産業大学日本文化研究所特別客員研究員として受け入れた9名の研究員を対象に、その研究活動成果を広く一般に公開することを目的に開催。

 当日は、坂井東洋男学長の挨拶に始まり、成果発表会と平成19年度特別客員研究員募集説明会の2部構成で行われた。

 成果発表会では、6名の研究員が研究成果を発表した。マグロと京料理の関係、日本における饅頭と羊羹(ようかん)の歴史、花街のおもてなし文化の変遷などを詳しく紹介。会場では、京都文化に関心の高い一般の方や中国からの留学生、また今年度「京都検定1級」に合格した方などが熱心に聴き入っていた。また、同発表会の開催にあたり、森博達日本文化研究所所長から平成18年度の特別客員研究員について、平成19年度からは「上席特別客員研究員」として研究活動を継続できることが発表された。

 第2部の平成19年度特別客員研究員募集説明会では約30名の応募希望者が参加し、具体的な質問を数多くしていた。
開会の挨拶をする坂井学長
研究成果を発表する特別客員研究員
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