コロナ禍での変則的な授業運営の円滑実施とその効果の検証。「自己発見と大学生活」においては学ファシの安定的供給と質的充実、導入・接続教育科目群の全体については各科目の円滑な運営に向けての基本的条件の整備

コロナ禍を受けて、自己発見と大学生活の授業は、例年の使用教室からの変更を余儀なくされ、その対応を円滑に実施していく必要がある。昨年度オンライン授業に伴う様々なツール活用等の成果もより実質化していくことが求められる。また、例年の問題でもあるが、本センターが運営する科目の内、「自己発見と大学生活」（および「キャリア・Re‐デザイン」の一部）を支えている「学生ファシリテータ」の応募者数は十分とはいえず、その改善をはかるために、科目理念の明確化、その方法論としての学ファシ研修の科目化、単位化、学ファシ活動の有償化など、多様な観点から効果的な方策を見出し、学ファシの安定的な供給体制の確立の取組を加速させる必要がある。

コロナ禍の制約の中での工夫による、授業成果の確実な獲得。初年次ポータル科目である「自己発見と大学生活」の各授業に学ファシが安定的に供給されその質向上も期待できる。