令和2年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告」 外国語教育科目

「学習成果実感調査」についての分析結果

春学期は全ての授業がオンラインで実施され、学習成果実感調査もオンラインで行われた。その結果、実施率が72.65%、回答率が47.31%となった。
設問2-1、2-2、1と3、8の結果から、そのほとんどが初学者であろう受講者の多くが、選択必修の単位取得を主たる動機とすることは例年通りながらも、例年とは異なり、授業の内容や進行、到達目標に強く興味関心を示し、ほとんど欠席をせず、特に課題提出に時間をかけて、授業に取り組んでいたのだろうと推測される。
さらに、設問6、7の結果から、多くの受講者が、初めて学ぶ外国語への学習意欲を徐々に高めながら、学習を進め、一定の成果を挙げ、満足感を得たことが期待される。
総じて、より多くの受講者に、広く深い外国語の世界に目を向け、第一歩を踏み出していくためのきっかけを与えたいとの教員側の意図は、それなりに伝わっているようだ。
しかし、授業運営、受講者の動機、意欲、学習習慣、学習方法、成果の実質面において、実は大きな格差、差異が潜み、オンライン授業故の問題も発生していることも考えられる。


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