平成30年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「年間報告書」 体育教育科目

1. 「学習成果実感調査」についての分析結果

健康科学実習(担当者:共通教育推進機構3名、現代社会学部5名)は、秋学期15クラス開講しており、履修登録者数267名、回答者数203名、回答率76.03%であった。平成30年度秋学期実施の調査では、平成30年度春学期と比較して、履修登録者は微減しているが、回答率は0.1ポイントの減少でしかない。設問項目別に検討すると、教職課程科目の履修者の割合は34%と22ポイントの減少で、スポーツに意識の高い受講生がより多く履修していると考えられる。さらに、スポーツ科学実習との並行履修は、29%と1ポイント減少に留まり、履修定員の引き下げの影響はほとんど見られなかった。引き続き、授業運営に適正なクラス数やクラス規模さらに男女の比率等の確保に努める。

2.「公開授業&ワークショップ」についての報告 

(1)参加人数

  1. 「公開授業」:
    7月13日(金)・7月17日(火):(大西 健 教授、卯野 優 教授、淡路 靖弘 助教)参加教員6名
  2. 「ワークショップ」:
    7月17日(火)12時20分~13時

(2)ワークショップでの意見交換内容

各教員が参観した授業について、授業の展開方法、男女混合授業の展開における独自のルールや事故防止方法等についての意見交換。

3. 総括

(1)1と2において確認された、本学部の授業・カリキュラムの長所

平成29年度より満足度を図るために、クラス数を増やし、定員を引き下げたが、履修者の数は微減に収まっており、スポーツに意識の高い履修者が増えて、関心度と満足度が高い位置で保たれている。

(2)1と2において確認された改善すべき点

春学期と比べ秋学期のデータが全て微減しているが、特に教職課程科目の履修者の割合が22ポイント減少している、継続して調査したい。

4. 次年度に向けての取り組み

今回の調査から、履修者の意識レベルが高くなってきている、このことから来年度も、クラス定員・種目・男女比等を今後も継続して柔軟に対処していく必要がある。
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