「京都産業大学法学会」は、法学部、法学研究科の教員と学生から構成される学術団体です。「産大法学」の出版を中心とした学術研究活動のほかに、学生の勉強を応援する活動を行っています。ここでは、学生支援活動について紹介します。

学生の知的な関心を広げるために、学内外の講師による講演会を原則として年に2回開催しています。学外から著名な先生を招いて最先端の研究や実務の紹介することもあり、留学体験記などやわらかい話題の講演もあります。

• 2024年5月22日
  赤松 俊彦先生（兵庫労働局長）
  「物価、賃金、雇用の動向について」

• 2023年11月22日
  戸田 五郎先生（本学法学部教授）
  「入管法改正と日本の入管法制の課題」
• 2023年6月28日
  三井 誠先生（神戸大学名誉教授　元司法試験考査委員）
  「法学入門－取調べの可視化」

• 2022年11月15日
  渡邉 泰彦先生（本学法学部教授）
  「2020年コロナ前後のドイツを振り返って」
• 2022年8月4日
  倉井 高志（前・駐ウクライナ大使）
  岩本 誠吾（本学法学部教授）
  河原地 英武（本学国際関係学部教授）
  「ウクライナ情勢から考える—世界を読み解くことー」

• 2019年11月15日
  佐藤 育己 先生（本学法学部准教授）
  「イスラム金融とロンドン」
• 2019年6月11日
  焦 従勉 先生（本学法学部教授）
  「環境ガバナンスの日米比較」

• 2018年11月19日
  古谷 貴之 先生（本学法学部准教授）
  「AIと自己決定」
• 2018年6月12日
  山田 啓二 先生（本学法学部教授）
  「日本を不幸にしない地方自治への道」

• 2017年11月27日
  所 功 先生（本学名誉教授）
  「象徴天皇<高齢譲位>の法制と儀式」
• 2017年6月13日
  松枝 尚哉 先生（法テラス京都所長）
  「お金がなければ裁判は受けられないの? 法律扶助ってなんだ!」

• 2016年11月14日
  榊田 隆之 先生 （NPO法人グローカル人材開発センター代表理事・京都信用金庫専務理事）
  「PBLを活用した産学連携によるグローカル人材の育成」
• 2016年6月28日
  谷口 真由美 先生 （大阪国際大学准教授）
  「性の法学—ジェンダー法学から考える—」

• 2015年12月8日
  山口 亮子 先生（本学法学部教授）
  「児童虐待・ネグレクトに関するアメリカの法手続と日本法の比較—フロリダ州を例にして—」
  中村 邦義 先生（本学法学部准教授）
  「日独の日常生活の比較—法的な観点から—」
• 2015年6月22日
  佐賀 千恵美 先生 （弁護士）
  「実社会を生きるための法律—検事と弁護士の経験から—」

• 2014年11月26日
  岡本 昌子 先生（本学大学院法務研究科教授）
  「トロント大学への研究留学を経て」
• 2014年6月2日
  池田 隼啓 先生（日本税理士会連合会会長）
  「現代社会における税理士の使命」

• 2013年11月11日
  滝田 豪 先生（本学法学部准教授）
  「中国外交と日本」
• 2013年6月3日
  山沖 義和 先生 （厚生労働省政策評価審議官）
  「『社会保障と税の一体改革』はなぜ必要なのか？—日本の財政状況と今後の課題—」

• 2012年11月15日
  岩永 昌晃 先生（本学法学部准教授）
  「スポーツと法」
• 2012年6月18日
  田村 正博 先生（警察庁警察大学校校長）
  「犯罪被害者支援における警察の役割」

• 2011年11月11日
  中川 逸雄 先生（経営組織人事創房代表）
  「『社会人への必要な視点』−就職活動に際し、又、社会で仕事をするに際して必要な視点・能力など−」
• 2011年6月27日
  益川 敏英 先生（本学益川塾塾頭・2008年ノーベル物理学賞受賞者）
  「科学と社会」

学生の勉学を応援するために、次のような支援を行っています。なお、これらの支援は法学会の学生会員を対象とするものですので、法学会に加入していない場合には、支援が受けられないことがあります。

• 4年次演習の多くのクラスでは、学部での学習の総まとめとして「ゼミ論文」を書くことになっています。卒業の記念に、全員の論文をまとめた「ゼミ論文集」を作成することを慣例にしているゼミもあります。法学会は、4年次演習などで作成される論文集の作成費用を援助しています。

• 卒業時に学業成績優秀者を表彰します。賞状と記念品が授与されます。対象となるのは、学部全体で学業成績が優秀であった者（GPAの上位10名）です（表彰対象者は法学会の会員のみです）。

• 全国規模以上の一般公募論文に応募した学生会員が、受賞した場合には、これを表彰し、記念品を贈呈します。

最近の学生研究奨励

• 2022年春：「みずほ学術振興財団 第63回懸賞論文（法律の部）」佳作受賞

法学検定試験、中国語検定試験、韓国語能力試験の受験料の一部を法学会会員に補助しています。

• 「定期試験問題集」を作成・配付し、定期試験に向けた勉学のサポートをしています（配付対象者は法学会の会員のみです）。
• ディベート大会、模擬裁判など、学生の自主的な勉学活動に対して必要な経費を助成することがあります。

法学会の学生組織である学生委員会を中心に、名刺の無料作成や、著名な専門家をお招きしての講演会などを行っています。お花見などの親睦活動や、法学部の先輩を招いて進路相談会を行ったこともあります。その他にも、学生みずからのアイディアによって、様々な活動にチャレンジすることができます。

委員は随時募集しています。
学生委員会メール ksu.law.st.association@gmail.com

• 2024年7月3日
  射場 和子先生（弁護士、本学法科大学院修了）
  「こころを聴く」
• 2023年7月7日
  川崎 敬也先生（NHK報道局チーフカメラマン・取材デスク 1999年法学部卒） 「学生時代から現在までの歩み、ジャーナリストの仕事」
• 2022年11月9日
  葭田 正司 先生（本学OB　三井住友ファイナンス&リース（株) 常務執行役員）
  「思考力と行動力で人生は変わる」　　
• 2017年12月7日
  村田 晃司 先生（同志社大学法学部教授）
  「日米安全保障の課題」
• 2016年12月2日
  竹田 恒泰 先生 （作家） 
  「今後の皇室と日本」
• 2015年12月7日
  藤井 聡 先生（京都大学大学院工学研究科教授） 
  「大阪都構想は大阪を衰退に導くのか」
• 2014年11月19日
  宮家 邦彦 先生（キヤノングローバル戦略研究所研究主幹）
  「世界を識る目が見るKSU」
• 2013年12月4日
  東郷 和彦 先生（本学法学部客員教授、世界問題研究所所長）
  「これから未来を生きる若者達へ、『あなたは何のために生きていますか。』『何のために戦いますか。』」