学科の特色

Point01座学×フィールドワークで京都文化を五感で学ぶ
京都文化を多角的に考察する学内の講義と、貴重な文化財や伝統行事などを感じる没入型フィールドワークを通して京都文化の神髄に迫ります。
Point02デジタル技術も活用し、新たな日本文化‧京都文化を発見する
京都に集積する貴重な古文書や文化遺産のアーカイブ化など、デジタル技術を活用することで新たな日本文化‧京都文化を発見します。
Point03"ホンモノ"を世界へ、表現・発信する
京都文化の"ホンモノ"を深く学び、理解するだけでなく、その魅力を世界に向けて表現・発信できる力を身に付けます。
4年間の学び
1年次文化の捉え方や調査方法など
文化学の学びの土台となる基礎を修得
演習科目「京都文化フィールド演習」で、学生一人一人が京都の伝統行事や宗教神事の運営などに参加。また、職人の工房・地場産業における現地実習や社寺・遺跡などへの実地踏査を行い、五感で日本文化・京都文化の真髄を感じます。また、講義科目で京都文化学やデジタル分野の基礎を学びます。
科目例
- 京都文化学概論
1200年以上にわたって多様で奥行きのある文化が育まれてきた京都。京都文化学科教員のリレー講義により、各専門から京都文化の姿を多面的に学び、文化の見方や考え方に触れます。
デジタルヒューマニティーズ概論
人文学とデジタル技術の融合によって生まれる新たな「知」の在り方を学び、そのメリット・デメリットと課題を共有し、新しい文化の領域を生み出す第一歩を目指します。
2年次専門分野の学びがスタート。
興味関心に沿って研究の基盤となる力を養成
歴史文化/文化遺産/文化情報‧交流
科目例
- 日本史概論
- 宗教と京都
- 京都の地理
- 京都の文学
- 歴史文化特論
- 日本考古学
- 京都の庭園
- 京都の生活文化
- 工芸デザイン論
- 文化遺産特論
- フィールドワーク概論
- 公文書整理保存論
- デジタルアーカイブ論
- デジタル資料分析論
- Exploring Kyoto Culture(華道)
2年次春学期から本格的なゼミナール(演習)が開始。
基礎演習
3•4年次各自の研究テーマに取り組み、それぞれの専門領域に関するより深い知見を身に付ける
演習I‧II
ゼミナールテーマ
- 京都を舞台とする古典文学雲岡 梓 准教授
- 京都の観光振興‧地域連携‧社会人基礎力の育成小林 一彦 教授
- 日本の近世‧近代を考える-国家‧地域‧政治‧文化、さまざまな視点から-笹部 昌利 准教授
- 美術から読み解く京都文化〜京都の国宝‧重要文化財を巡る〜高橋 早紀子 准教授
- 伝統工芸と伝統意匠についての研究成田 智恵子 准教授
- Researching Kyoto Culture in Englishペレッキア ディエゴ 准教授
- 京都の庭園を掘り探るマレス エマニュエル 准教授
- 京都の「日常」「あたり前 」を学問する村上 忠喜 教授
- 京都の歴史を「読む」「歩く」吉野 秋二 教授
- 日本の人物や社会を歴史的に考える若松 正志 教授
卒業後
想定される進路
科目紹介
デジタルアーカイブ論
歴史資料や文化資産のデジタル化とその活用について学びます。デジタル化の歴史やデジタルアーカイブの仕組み、現状と課題、図書館‧博物館や社会での活用など、技術的な側面を含めて学びます。
京都の生活文化
京都は、長く王城の地であったことから、公家や武家、商人といった人々の生活文化が残り、また、内外の人たちとの交流で育まれた多様で奥行きのある生活文化も現在まで影響を及ぼしています。生活文化の調査や検討を進めておられる文化庁の協力を得て、かつ多彩な外部講師を招き、京都という地で展開されてきた多様性に満ちた生活文化や食文化に迫ります。