法学部
サッポロビール株式会社
佐々木 一馬さん
2015年 法学部 法律学科卒業
- Keywords
- メーカー、総務
社員が働きやすい環境を整えることで、会社全体に貢献したい
法律を学ぶ面白さは、数学などと違って“解が一つではない”部分にあります。法律の解釈は何通りもあり、個々の事情が絡み合うことでさらに複雑になり、簡単に白か黒かを断定することができません。そういう、実社会をスムーズに回していく上で必須の知識・素養である法律を学べることが、法学部に進学する意味だと思います。
私は今、サッポロビールの工場で総務の仕事をしています。一般的にはまず営業職から始めるパターンがほとんどなのですが、自分の場合は大学で労働法のゼミに所属していたことを評価していただき、入社1年目から総務部に配属されました。総合職採用の同期で総務部に配属されたのは自分だけだったので、今もプレッシャーがないと言えば嘘になります。ただ、入社当初から「会社全体に貢献するような仕事がしたい」という気持ちを持っていたので、社員ひとりひとりが働きやすい環境を整え、仕事が円滑に回るよう気を配る現在の部署は、やりがいもあり、自分にぴったりだと感じています。
私は今、サッポロビールの工場で総務の仕事をしています。一般的にはまず営業職から始めるパターンがほとんどなのですが、自分の場合は大学で労働法のゼミに所属していたことを評価していただき、入社1年目から総務部に配属されました。総合職採用の同期で総務部に配属されたのは自分だけだったので、今もプレッシャーがないと言えば嘘になります。ただ、入社当初から「会社全体に貢献するような仕事がしたい」という気持ちを持っていたので、社員ひとりひとりが働きやすい環境を整え、仕事が円滑に回るよう気を配る現在の部署は、やりがいもあり、自分にぴったりだと感じています。
ゼミで学んだ労働法の知識が、総務の仕事でも役立っています
総務の仕事は労務管理をはじめ、福利厚生や社内・社外への情報発信など多岐にわたります。それらの業務を進める上で、学生時代にゼミで労働法を学んでいたことが、今になって非常に役に立っていると実感しています。実際、労働基準法などの法改正や働き方改革関連法の施行に伴って、今よりも社員が働きやすい環境づくりをする必要に迫られるのですが、社内制度の整備やアップデートを行うには法律の知識が不可欠です。そういうとき、労働法ゼミをはじめ大学で習得したスキルが確実に生きています。
最近では、例えば営業部門から技術者と一緒に商談に同行してほしいと依頼されたり、採用活動の一環として工場見学のセッティングを担当したりと他部署との仕事も多くなり、少しずつではありますが周囲の人から「佐々木がいてくれてよかった」と言ってもらえるようになってきました。今の自分にはそれが何よりも誇らしく、そのような言葉をかけてもらった日は、仕事明けのビールがいつもよりいっそう美味しく感じられますね。
最近では、例えば営業部門から技術者と一緒に商談に同行してほしいと依頼されたり、採用活動の一環として工場見学のセッティングを担当したりと他部署との仕事も多くなり、少しずつではありますが周囲の人から「佐々木がいてくれてよかった」と言ってもらえるようになってきました。今の自分にはそれが何よりも誇らしく、そのような言葉をかけてもらった日は、仕事明けのビールがいつもよりいっそう美味しく感じられますね。
※掲載内容は取材当時のものです。