情報理工学部
LINEヤフー株式会社
谷田 智志さん
2017年 コンピュータ理工学部 ネットワークメディア学科 卒業
- Keywords
- IT、プログラミング、ネットワーク

LINEヤフーの基盤となるネットワークを構築・運用

大学時代の研究を通してネットワークエンジニアを志すようになり、大規模ネットワークを運用する会社を志望しました。現在はLINEヤフーにて、社内と社外のネットワークを接続する「バックボーンネットワーク」、そして、社内のシステムが接続する「データセンターネットワーク」の構築・運用を行っています。LINEヤフーが提供するサービスの基盤となる部分を担っているため責任重大ですが、大きなやりがいを感じられる仕事です。
ネットワークは定期的に改善が必要であり、今までよりもさらに使いやすくなるように開発・検証を進めていきます。LINEヤフーは新しいことに積極的にチャレンジさせてくれる会社なので、アイデアをどんどん試すことができます。最近の経験では、古い環境を新しく作り直す際には、ネットワークが提供する機能や使い勝手は変えずに、運用効率や信頼性の向上などさまざまな改善が求められます。こういった課題を改善するために、EVPN/VXLANを用いて新たなネットワークを設計することで解決できました。
また、業務改善も私たちのグループの重要な役割であり、AIをはじめとした最新のテクノロジーも取り入れながら、ネットワーク運用の自動化に向けた開発なども進めています。
大学入学前はプログラミングの経験は一切ありませんでしたが、授業でJavaやC言語などを段階的に学んでいき、知識とスキルを修得できました。現在の業務を行う上で必須の専門知識は、京都産業大学で培えたといえます。特に研究室では、ネットワークとクラウドについて学びました。キャンパスを飛び出しての学修も多く、企業と連携して観光地にWi-Fiを設置したり、皆で協力して神戸のIT関連イベントでネットワークを構築したりと、いろいろな経験を積むことができました。そんな社会実装的かつ実践的な学びを通して、開発力や改善力、課題の発見力・解決力も身に付いたと感じます。
社会人も参加する「SDN/クラウドプログラムコンテスト」という大会に仲間と出場したのも思い出深いです。チームで協力しながらネットワーク機器を制御するためのプログラムを構築してプレゼンテーションを行い、最終的に賞を受賞しました。
今後も大学時代に養った知識・スキルを生かして、業界をリードするネットワークをつくっていきたいと思います。
ネットワークは定期的に改善が必要であり、今までよりもさらに使いやすくなるように開発・検証を進めていきます。LINEヤフーは新しいことに積極的にチャレンジさせてくれる会社なので、アイデアをどんどん試すことができます。最近の経験では、古い環境を新しく作り直す際には、ネットワークが提供する機能や使い勝手は変えずに、運用効率や信頼性の向上などさまざまな改善が求められます。こういった課題を改善するために、EVPN/VXLANを用いて新たなネットワークを設計することで解決できました。
また、業務改善も私たちのグループの重要な役割であり、AIをはじめとした最新のテクノロジーも取り入れながら、ネットワーク運用の自動化に向けた開発なども進めています。
大学での学びと経験を生かし、業界をリードするネットワークをつくる

社会人も参加する「SDN/クラウドプログラムコンテスト」という大会に仲間と出場したのも思い出深いです。チームで協力しながらネットワーク機器を制御するためのプログラムを構築してプレゼンテーションを行い、最終的に賞を受賞しました。
今後も大学時代に養った知識・スキルを生かして、業界をリードするネットワークをつくっていきたいと思います。
※掲載内容は取材当時のものです。