法学部
西日本旅客鉄道株式会社
米原列車区
加藤 祐子さん
2010年 法学部 法律学科 卒業
- Keywords
- 鉄道、運輸
女性運転士として、安心・安全な運転で社会貢献を
現在は在来線の運転士として、米原~大阪・米原~敦賀間の運転を担当しています。日々の天候など変化する周囲の状況を的確に判断し、列車を「安全」「快適」に目的地まで運転することを心がけ、日々業務に取り組んでいます。また、運転業務だけではなく出発前に車両の点検を行い、異常がないことを確認するという「出区点検」という作業も行います。朝などラッシュ時には2,000人以上のお客様の命を預かることになります。プレッシャーはありますが、それをやりがいとして捉えて運転席につく毎日です。
私がこの仕事を志したのは、小学生の頃の出来事がきっかけです。駅で落とし物をしてしまったのですが、その際に駅員さんに大変親切に対応していただき、幼いながらに感銘を受けたことから、鉄道会社の社員になることに憧れを抱き始めました。駅業務、車掌、そして運転士としての業務を行っている現在ですが、今後の目標としては、運転士として経験を積んだ後、将来のマネジメント業務を見据えて必要な知識を学ぶ「ネクストステップ研修」を受け、会社に貢献をしていきたいと思っています。また、今後女性社員が増えていく中で、後輩の女性社員から憧れられるような存在になるべく、日々の業務に精進していきたいと思います。
私がこの仕事を志したのは、小学生の頃の出来事がきっかけです。駅で落とし物をしてしまったのですが、その際に駅員さんに大変親切に対応していただき、幼いながらに感銘を受けたことから、鉄道会社の社員になることに憧れを抱き始めました。駅業務、車掌、そして運転士としての業務を行っている現在ですが、今後の目標としては、運転士として経験を積んだ後、将来のマネジメント業務を見据えて必要な知識を学ぶ「ネクストステップ研修」を受け、会社に貢献をしていきたいと思っています。また、今後女性社員が増えていく中で、後輩の女性社員から憧れられるような存在になるべく、日々の業務に精進していきたいと思います。
学部の学び、課外活動、一生懸命打ち込むことが将来の糧になる
もともと運転士としての仕事に憧れを持っていた私にとって、就職先の選択にそれほど頭を悩ませることはありませんでした。しかし、実際に就職活動を行う際や、就職をしてから社会に出た際に、法学部で学ぶ「リーガルマインド」が大変役立っていると感じる場面は多々ありました。リーガルマインドとは、柔軟・的確な判断を行うことを指し、論理的思考やバランス感覚が求められます。学生時代のゼミやグループワークを通じて、双方の主張をバランスよくまとめることや、試験や課題などで論理的思考力を鍛えられたことによってこの力が身についたと考えています。運転士という業務は、規程に即して行動する職種です。どんなことに対しても的確で柔軟な判断が求められるからこそ、リーガルマインドを学生時代に身につけられたことは自分の中で大きな自信に繋がっています。
また、全学応援団吹奏楽部にも所属していたことで、さまざまな個性をもつ先輩後輩と関わり、一緒に1つの目標に向かって努力する諦めない力を身につけることができました。就職活動で、粘り強く目標の職種に就くために頑張れたのは、部活動で培った力のおかげなのではないかと思っています。
また、全学応援団吹奏楽部にも所属していたことで、さまざまな個性をもつ先輩後輩と関わり、一緒に1つの目標に向かって努力する諦めない力を身につけることができました。就職活動で、粘り強く目標の職種に就くために頑張れたのは、部活動で培った力のおかげなのではないかと思っています。
※掲載内容は取材当時のものです。