外国語学部
三菱電機株式会社
清板 利一さん
2014年 外国語学部 言語学科 卒業
- Keywords
- メーカー、自動車
海外生産拠点での、円滑な生産管理をサポートします
現在はチェコ担当として、海外生産拠点の生産管理をメインに行う部署に配属されています。生産管理が行う仕事には、欧州のクライアントからのオーダー管理や設備出荷、生産計画や年度経営計画の作成などがあります。私個人は物流費削減にむけたルート改定や梱包費原低、海外での資材現調における調査などの業務に取り組んでおり、チェコやイタリアなどにも出張で定期的に足を運んでいます。 この仕事で一番苦労しているのが、生産計画や年度経営計画の作成です。例えば年度経営計画では、半年~3年先まで「予測」をする必要があるのですが、予測は1ヵ月といった短期でも激しく変動するものであるため、長期にわたって予測を進めていくのはとても難しいことなのです。だからこそ、自分の指示によって海外生産拠点の生産がショートしなかった時には、仕事に対するやりがいを非常に感じることができます。
私は現在社会人4年目であり、1年目のように「とりあえず与えられた仕事を頑張る」という単純明快な考え方だけで仕事を進めることが許されない時期になりました。「この仕事は、だれのために行っているのだろうか」など目的をしっかりと考え、理論づけをした上で仕事を行っていくことが当面の目標です。
私は現在社会人4年目であり、1年目のように「とりあえず与えられた仕事を頑張る」という単純明快な考え方だけで仕事を進めることが許されない時期になりました。「この仕事は、だれのために行っているのだろうか」など目的をしっかりと考え、理論づけをした上で仕事を行っていくことが当面の目標です。
日本人の少ないアルゼンチンでの留学経験が糧に
就職活動では、自分の意見をしっかりと持ち、自分という存在を確立させることが大切だと考えています。私がその重要性を感じたのは、2年次での留学経験です。在学時はスペイン語を専修していましたので、アルゼンチンのブラスパスカル大学へ約11か月間留学先として選びました。同国のコルドバという地域は、滞在している日本人が大変少ないため、日本人だというだけでかなり珍しがられました。日本人と比べ、海外の人たちはとにかく自己主張をはっきり行います。そのような環境の中だからこそ、私は日本人として自分の意見を主張する機会を多く持つことができましたので、周りの意見を聞き、そのうえで自分の意見を述べるということの大切さを、身をもって学ぶことができました。
就職活動は自分との戦いでもあります。周りのペースに流されないためにも自分のペースをもつことは大切になります。私はこの留学経験のおかげで、大人数の前などでも自分の意見を自発的に述べることができるようになりました。就職活動時はもちろんのこと、社会に出た際にも活かせる経験が在学中にできたことは、自分にとって大きな糧となっています。
就職活動は自分との戦いでもあります。周りのペースに流されないためにも自分のペースをもつことは大切になります。私はこの留学経験のおかげで、大人数の前などでも自分の意見を自発的に述べることができるようになりました。就職活動時はもちろんのこと、社会に出た際にも活かせる経験が在学中にできたことは、自分にとって大きな糧となっています。
※掲載内容は取材当時のものです。