文化学部
株式会社堀場エステック
営業本部 海外営業部 海外1チーム
田村 亘さん
2008年 文化学部卒業
- Keywords
- メーカー、営業、海外
中国の顧客企業を訪問し、ご要望に応えます
私が営業を担当している主力商品は、半導体などの製造に欠かせないマスフローコントローラーという機器です。流体の質量流量を計測し、高精度で安定した流体計測・制御を可能にするという仕組みで、全世界に顧客企業を持っています。私は中国現地の関連会社をメールや電話でサポートしつつ、中国に隔月ペースで1~2週間出張。英語で商談をしています。機器を使う状況は、顧客企業によってさまざま。営業の仕事はまず、お客さまから要望を聞き取り、それに沿った仕様に商品を仕上げて納品するまでの工程を調整することです。さらに小型化や流量の調整幅といった要望を開発担当者にフィードバックして、新製品の開発に活かしています。お客さまは技術系ですが、私は文系。専門知識は入社してから身につけました。
営業という仕事の魅力は、私の頑張り次第でお客さまの要望に応えることができ、場合によっては億単位の受注が成立するところです。機器単体ではなくシステム全体を販売する際には、私がその全体像を簡単な図面にしてわかりやすく提示することでお客さまのイメージがふくらみ、納得していただけました。「困っていませんか」と悩みを丁寧にお聞きすることで、何が提供できるかをつかみ取るところに、やりがいを感じます。
営業という仕事の魅力は、私の頑張り次第でお客さまの要望に応えることができ、場合によっては億単位の受注が成立するところです。機器単体ではなくシステム全体を販売する際には、私がその全体像を簡単な図面にしてわかりやすく提示することでお客さまのイメージがふくらみ、納得していただけました。「困っていませんか」と悩みを丁寧にお聞きすることで、何が提供できるかをつかみ取るところに、やりがいを感じます。
企業フォーラムで聞いたOBの本音が参考に
在学中は英語と中国語の両方を学び、半年のアメリカ留学も経験。現地に行かないとわからない文化の違いを実感できました。また中国に行って仕事をしている今、中国語の先生から国民性について聞いた話が、とても役に立っています。外国語を使いこなすには、何をどのように伝えるのかを日本語で組み立てる力がとても大切です。就職先で語学力を活かしたい人は、それを意識するといいと思います。また学生時代、ベトナムでストリートチルドレンに学びの場をつくるボランティアに参加しました。へこたれることなく、粘り強く取り組めるという私のキャラクターを、このときに自覚。面接で「ストレス対策は」と聞かれた際にも「ストレスはたまりません」と答えることができました。
振り返ってみれば、私は就活を「楽しめた」と思います。時間の許す限り就活フェアや合同説明会に足を運び、そこで得たことをモチベーションアップにつなげました。特に実りが多かったのは大学で開催される企業フォーラムです。人事担当者だけでなくOBが訪れていることも多く、年齢の近い先輩だからこその本音や裏話も聞くことができました。
※掲載内容は取材当時のものです。