京都産業大学DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進宣言

本学は、平成26 年度の文部科学省「女性研究者研究活動支援事業」採択を契機にダイバーシティ推進体制を構築し、平成27年3月に掲げた「京都産業大学男女共同参画推進宣言」の下、全学を挙げて男女共同参画に取り組んできました。また、令和2年度の「京都産業大学におけるSOGI(性的指向および性自認)の多様性に関する基本理念」制定など、その取組を着実に進めています。
現代社会では、持続可能な社会やSociety 5.0 の実現に向けたイノベーションの創出、さらに、複雑な要因が絡む社会的・国際的な課題の解決が求められています。それらを実現するためには、あらゆる場で、多様な人々の参画と活躍が不可欠であり、ダイバーシティ(多様性)に加え、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂性)を、社会全体で進めていく必要があります。
大学運営においても、「画一性から多様性」「独創から共創」が、より一層重要となっています。今般、本学では、従来のダイバーシティ推進の取組を、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)へと拡大・強化し、「ジェンダー平等の実現」「インクルージョンの推進」「コミュニティづくり」「サポート体制の強化」の4つを柱とする取組に発展させることをここに宣言します。

  • 性別、性的指向、性自認、年齢、民族、国籍、宗教、言語、価値観、信条、出身、地位、障害の有無、健康状態、家族関係、家族形成、子育て、看護、介護の状況などの多様性を尊重し、個の尊厳が守られた中で働き、学べる環境を整えます。
  • 世界から人々が集まり活力に満ちた一拠点総合大学を実現し、イノベーションを「むすんで、うみだす。」、次代を担う「むすぶ人」を育成します。
  • 多様な属性の“違い”が“強み”となり、個々の能力が最大限に発揮される環境づくりを進めます。
  • 「将来の社会を担って立つ人材」となる学生に、DE&Iの意識と行動を浸透させます。
  • 教育、研究、大学運営のあらゆる場で、DE&Iを実践し、社会に発信します。

令和7(2025)年4月1日
京都産業大学
学長 在間 敬子

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