2024.11.18

特集

【Staff Column】<後編>「熊本・山鹿フィールド」から生まれた!たくさんの縁で産(むす)ばれた『おだしまる』に迫る

経営学部 2年次 高丸 奏太さん(左) 文化学部 1年次 日比野 朱里さん(中央) 右:国際関係学部 2年次 新 心葉さん(右)

京都産業大学にて9月28日の土曜日に行われた本学卒業生向けのイベント「ホームカミングデー」でお出汁味のおせんべいの販売を行っていた学生グループ 「せんべいの『むすびや』」の皆さんにお話を伺いました。

今回、コラボレーションした「おだしのうね乃」さんと熊本県山鹿市の「せんべい工房」さんと自分たちでコンタクトを取って商品開発から販売まで行ったそうです。
後編は「ホームカミングデー」での商品販売の様子を取材させていいただきました。

前編はこちらから
 

商品開発でどのような工夫をしましたか?また、その中で苦労したことはありますか?

新さん:せんべいの魅力が幅広い年代に伝わるようにするにはどんな味付け、デザインにすればよいのかを考えながら作りました。1年次の秋学期から商品化を考えていたのですが、商品開発だけではなく、メンバーに経営の知識が少なく、最初は指導者もいない中で活動しなければならないことに苦戦しました。企業の方とのやり取りのメールも自分たちで考えるので、日々緊張感を持って取り組んでいたと思います。

高丸さん:やっと販売する段階までくることができたという感じです。
初心者だけでここまでこられたのは、イノベーションセンターの職員さんのサポートや、「町家 学びテラス・西陣」で出会った方々から頂いたアドバイスのおかげだと思います。人との縁を感じる活動でした。 


 

とても素敵なデザインの袋ですが、これも皆さんが作られたのですか?

新さん:はい、 紙袋のデザインだけでなくポスターも日比野さんが全てデザインしてくれました。

日比野さん:自分たちで商品開発、販売をする貴重な機会に、デザインの面でも携わることできてとてもうれしいです。
 
28日に販売したせんべい『おだしまる』(500円)。一枚一枚手作りで一袋20g、約10枚入りになっています。
せんべいだけでなく、その他のデザインにもこだわりを感じられる素敵な活動だったと思います。紙袋も元々お店で使われていたのではと感じてしまうほど、完成度の高いものでした。他にも、商品開発の経緯や商品紹介をしているスライドショーやせんべい作りを体験している様子の動画なども見ることができました。

実際に商品を販売してみて思うことはありますか?

新さん:声かけが難しいです。何も知らない人に興味を持ってもらい、魅力を伝えなければならないので。それでもおせんべいを購入してもらえた時はうれしいです。

高丸さん:商品開発やその他の準備も大変ですが、自分で作った物の良さをうまくアピールするのが難しいです。

日比野さん:自分から積極的に行かないと商品を見てもらえませんし、買ってもらえませんので、慣れないことですが頑張りたいです。
販売を手伝ってくださった卒業生と新さん
私自身も一緒にパネルを持って商品の宣伝に参加させていただきました。いざやってみると呼び込み方が分からず、皆さんと一緒に苦戦しながらお手伝いをしていました。
準備したせんべいは完売です!皆さん、お疲れ様でした。

用意していた80袋、すべて完売しましたね!今の気持ちを教えてください

全員:たくさんの人たちに自分たちの商品を手に取って見てもらうことができました。ホームカミングデーに福井県から参加されていた卒業生の方が、一緒になって商品の宣伝と販売をしてくださったことも嬉しくて、とても人の温かみを感じましたし、全部購入してもらえて素直にうれしいです。


取材を終えて、1、2年次生のメンバーだけでここまで企画・開発を行い、やり遂げたことに改めて驚きました。 ぜひ、「熊本・山鹿フィールド」のようなアクティブに活動できる授業の履修をお勧めしたいです。

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