2024.12.05

特集

【新学長に突撃インタビュー!】在間 敬子学長が本学の魅力を語る

在間学長と、取材をした学生広報スタッフ

10月1日に京都産業大学の学長に就任された在間 敬子(ざいま・けいこ)学長。早速、学生広報スタッフが在間学長にインタビューを行いました。「学長の業務の内容」から、「学長から見た本学在学生の姿」、「学生時代のお話」まで、たくさんお話しいただきました。在学生の皆さんへのメッセージもありますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

まず初めに、在間学長ご自身のお話を伺いたいたいです。在間学長のこれまでの経歴を教えていただけますか。

生まれは1961年。大学は理学部で学んだのち、新卒で東レ株式会社の開発研究所に就職しました。樹脂や高分子材料の研究をしている中で、廃棄される試作品の環境面への影響が気になるようになりました。当時、地球環境問題が顕在化していたこともあり、在職中から市民活動で環境保全に対する取り組みを始めました。その後、環境経済学に興味を持ち、大学院へ進学しました。2007年から本学へ准教授として赴任し、その後、経営学部の教授になりました。
私は結果的に文系・理系の両方を学んでいます。本学はどの学部に所属していても1つのキャンパスで他学部の学問を学ぶことができるので、在学生の皆さんにとって、とても良い環境だと感じています。
 

学長のお人柄を在学生にも知ってもらいたいので質問をします!研究やお仕事以外では、どのようなことがお好きですか。

学生時代には民族舞踊クラブや万葉旅行の会(万葉集の読まれた地を旅するサークル)、社会人になってからは、スキューバダイビング、フルート、エレクトーンなど、さまざまなことに挑戦していました。とにかく新しいことにチャレンジするのが好きな人間だと思います。

座右の銘を教えてください。

「めげない、やめない、あきらめない」という言葉です。困難に直面しても、「やめることはやめよう」と考えています。自分にできることを考え、楽しんで取り組むことを大事にしています。そして、自分が楽しんでいると、自然と周りの人も自分についてきてくれるようになります。
これまでの経験に裏打ちされた座右の銘を教えてくださいました。

続いて、学長としての業務について質問です。具体的に、学長の業務はどのようなことをされているのでしょうか。

在学生の皆さんにとっては、具体的なイメージが掴みにくいかもしれませんね。主な業務は、「在学生がより良い未来を選択できる、幸福感あふれる大学作り」という大学が目指す方向性に合わせて、学内の組織をまとめ、協力しながら大学の動きを決めて実行していくことです。簡単にいうと、オーケストラの指揮者のような役割です。また、対外的に本学の魅力を発信するのも私の役目です。

学長にとって、本学の学生にはどのようなイメージをお持ちですか。

授業や課外活動に対して積極的な学生が多く、一人一人が生き生きしていると感じます。そういう「人」が本学の一番の財産です。昔から本学は、地域の方から、元気でたくましい学生が多いというイメージを持っていただいています。学生の皆さんの潜在能力を引き出し、本学らしさを大切にしていきたいです。
在学生でにぎわうピロティには、いつも活気があふれています。

学長へのご就任にあたって、大学の目指す方向を教えてください。

在学生がより良い未来を選択できる大学作りを目指していきたいと思います。そのために、3つのポイントに力を入れていきます。
①生成AIやDXを推進する技術を教育に活用
生成AIを用いて、分析力や倫理的な判断力を養い、DXで遠隔などでの多様な学び方を提供します。
②大学のオープン化
企業や地域との連携、大学内外の研究者同士の交流を増やします。また、来年で創立60周年を迎える本学は、16万人もの卒業生を輩出しています。毎回異なる卒業生が登壇する人気授業「未来を拓く先輩たち」のような機会も増やしていきたいと思います。
③ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DE & I)への取り組み 
誰もが安全・安心に学べて多様な在学生が活躍できる環境を作ります。

最後に、在学生へメッセージをお願いします。

改めて、本学の良いところは在学生の皆さんが生き生きしているところだと思います。そんな在学生の皆さんのポテンシャルを存分に発揮できるよう、本学のDX化、オープン化、ダイバーシティの発展に特に力を入れて取り組んでいきたいと思っています。
そして、本学をよりよくしていくためには、在学生の皆さんの意見が必要不可欠です。アンケートを定期的に行っているのは、大学の発展のためでもあります。今後も積極的に在学生の声を取り入れていきたいと考えているので、ぜひ皆さんの思いを聞かせてください!


学長にインタビューさせていただくことが決まり、背筋が伸びる感じがしましたが、在間学長は朗らかでとても優しい方でした。取材を通して、学長は常に在学生のことを考えておられ、在学生が成長していけば必然的に大学発展にも繋がるとおっしゃっていました。チャレンジ精神溢れる在間学長がつくる、これからの京都産業大学がますます楽しみになりました。
 

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