2024.08.20
グルメ異国料理で旅気分!京都で世界の伝統料理を味わえるお店2選

夏期休業が始まりますが、忙しくてなかなか旅行に行けない人もいると思います。そこで今回は、京都にいながらも気軽に海外を感じてほしいと考え、異国の伝統料理を楽しめる飲食店を紹介します。中でも、レバノン料理とロシア料理という、私たちにはあまり馴染みのない伝統料理を取り上げます!
中東のパリと呼ばれるレバノンの料理店「汽 [ki:]」

最初に紹介するお店は、レバノン料理店の「汽 [ki:]」です。京阪電車 清水五条駅から南へ徒歩約5分、鴨川と高瀬川の間にあります。レバノンは、中東エリアの西側、地中海に面する国。面積は日本の岐阜県程度と小さいです。元々フランスの植民地であったことから、フランスの食文化なども残っているのが特徴だそうです。
「汽 [ki:]」は、店主の長野浩丈さんが「みんなで一緒にテーブルを囲んで楽しめる」ことを目指してオープンしたレストラン。レバノンは、宗教上の理由でお肉を食べない方が多く、野菜料理が発展しています。レバノン料理の特徴としては、レモン、オリーブオイル、ハーブ、ニンニク、豆類などを使った料理が多いです。どんな人でも一緒に食事を楽しめるお店にするために、レバノン料理はぴったりだったそう。また、健康志向の方や宗教的な制約がある方も含めて、無農薬の畑で自家栽培した野菜を使うなど、誰もが安心して食べられるメニューを心がけています。

空間も素敵な「汽 [ki:]」。店主の長野さんのおばあ様の家をリノベーションして使用した店内は、モダンな雰囲気の中に当時の土壁や柱がうまく調和しています。窓や吹き抜けから太陽の柔らかな光が降り注ぎ、日中は店内の明かりを点けなくとも心地よく感じられます。

今回は、ランチで1番人気のメニュー、チキンシャワルマとファラフェルが乗ったミックスプレートをいただきました。プレートが運ばれてきた瞬間、食材の彩りときれいな盛り付けに魅了されました。

チキンシャワルマは、スパイスを揉み込んだチキンを串に刺し、回しながらローストしたもの。ファラフェルは日本のコロッケのようなもので、ひよこ豆やそら豆をつぶしてスパイスやハーブを加えて揚げているもので、レバノンのストリートフードだそうです。写真右にあるピタというパンの内側に、オレンジ色のフムスというひよこ豆のソース、白のアイオリソースを塗って、プレートの食材を挟んで食べます。

一口食べると、ピクルスの酸味とハーブやスパイスの芳醇な香りが口いっぱいに広がり、とても美味しかったです。まさに異国の味を感じることができました。
<特典>
長野さんにレバノン料理の魅力を聞くと、「健康的でおいしいところ!」とのこと。ヘルシーで、毎日食べても食べ飽きないレバノン料理、ぜひ一度行っ足を運んでてみてください!
汽 [ki:]
住所:京都市下京区都市町149
営業時間:
モーニング 8:00~9:45 ランチ 11:00~14:45
持ち帰り 9:00~15:00
定休日:水曜日
HP:https://gojyorakuen.com/ |
<特典>
「京都産業大学のWebマガジン『サギタリウス』の記事を見た」と伝え、本学の学生証提示で、オリジナルステッカーをプレゼント!
※特典期間は、2024年9月20日まで!
北山でロシアの家庭料理が味わえる「カフェ ヨージク」

次に紹介するのは、京都市バス「北山橋東詰」バス停を降りてすぐの場所にある、ロシア料理店の「カフェ ヨージク」。本学から市バス北3系統で行くことができるので、アクセスしやすい場所にあります。こちらでは、ロシアの家庭料理をいただくことができます。

「カフェ ヨージク」は、以前同じ場所に店を構えていたロシア料理店「カフェ バーバチカ」のオーナーから店主の武井 美帆さんが引き継ぐ形でオープンしました。元々、大学生の頃に「カフェ バーバチカ」でアルバイトをしていた武田さん。ロシア出身のスタッフと共に働く中で料理や文化を教えてもらったことから、ロシアに興味を持つようになったそうです。

店名の「ヨージク」は、ロシア語で「ハリネズミ」という意味。武井さんが昔ハリネズミを飼っていたことや、ロシアのアニメーション作品「霧の中のハリネズミ」から影響を受けて名付けられたそうです。店内のいたるところに、可愛らしいハリネズミをモチーフにしたオブジェが置かれています。

人気のメニュー「ロシアセット」は、ロシアの家庭料理として定番のボルシチ、ピロシキ2種類(ひき肉とゆでたまご・きのことチーズ 各1個)、ミニビーツサラダ、ドリンクのセットです。
ボルシチの特徴的な赤色はビーツという野菜の色です。一緒にタマネギ、ニンジン、キャベツなどの野菜と牛肉がじっくりと煮込まれている、優しい味わいのスープ料理です。また、注文が入ってから揚げるというピロシキは、外はカリカリ、中はふわふわで、何個でも口に入れたくなる軽さがとても美味しかったです。
飲み物は、「ジャム付紅茶(ロシアンティー)」をいただきました。ロシアでは、ジャムを小さなスプーンで食べながら紅茶を飲む習慣があるそうです。日本のお茶請けのように、ゆっくりと紅茶を楽しむことができます。
ボルシチの特徴的な赤色はビーツという野菜の色です。一緒にタマネギ、ニンジン、キャベツなどの野菜と牛肉がじっくりと煮込まれている、優しい味わいのスープ料理です。また、注文が入ってから揚げるというピロシキは、外はカリカリ、中はふわふわで、何個でも口に入れたくなる軽さがとても美味しかったです。
飲み物は、「ジャム付紅茶(ロシアンティー)」をいただきました。ロシアでは、ジャムを小さなスプーンで食べながら紅茶を飲む習慣があるそうです。日本のお茶請けのように、ゆっくりと紅茶を楽しむことができます。

加えて、リピーターの方がよく注文するというロシア風水餃子の「ペリメニ」。ペリメニも、ロシアの家庭では定番料理の一つだそうです。中の具材を「ひき肉」「サーモン」「エビ」から、食べ方を「スープ仕立て」「サワークリームとディル」から選ぶことができます。
今回は、ロシアで一般的だという「ひき肉」と「サワークリームとディル」を選びました。濃厚なサワークリームと、もっちりとしたペリメニの相性は抜群で、ぜひ一度食べてもらいたい一品です。
ロシアの本格的な家庭料理が味わえる「カフェ ヨージク」。本学の行き帰りにも寄りやすいので、ぜひ一度訪れてみてください!
初めての取材で慣れないことばかりでしたが、異国の文化や習慣に食を通して触れることができ、新鮮でした。レバノン料理もロシア料理も、初めていただきましたがとても美味しくて驚きました!みなさんもぜひ、夏休みの間に食べに行ってみてください!
今回は、ロシアで一般的だという「ひき肉」と「サワークリームとディル」を選びました。濃厚なサワークリームと、もっちりとしたペリメニの相性は抜群で、ぜひ一度食べてもらいたい一品です。
ロシアの本格的な家庭料理が味わえる「カフェ ヨージク」。本学の行き帰りにも寄りやすいので、ぜひ一度訪れてみてください!
カフェ ヨージク 住所:京都市北区上賀茂今井河原町 66Tree's Bldg 2F
営業時間:11:00〜21:00
店休日:月曜・火曜日
Instagram: https://www.instagram.com/cafeyojik/
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<特典>
「京都産業大学のWebマガジン『サギタリウス』の記事を見た」と伝え、本学の学生証提示で、お会計の合計金額から50円引!
※特典期間は、2024年9月20日 まで!
初めての取材で慣れないことばかりでしたが、異国の文化や習慣に食を通して触れることができ、新鮮でした。レバノン料理もロシア料理も、初めていただきましたがとても美味しくて驚きました!みなさんもぜひ、夏休みの間に食べに行ってみてください!