法学部 公務員模擬面接を元警察本部長の田村正博教授が担当
2021.06.24

2021年6月9日、都道府県警察の面接を受ける学生を対象に、模擬面接を実施しました。面接官は、元警察本部長の田村 正博(たむら まさひろ)法学部教授。田村教授は2つの県で警察本部長を務め、2013年1月に警察大学校長を最後に退官し、本学教授になりました。今でも警察大学校講師として、都道府県警察の多数の幹部警察官に講義をしているそうです。
法学部では、これまでにも公務員志望者を対象にした模擬面接を実施してきましたが、警察官志望の学生を対象に模擬面接を行うのは今回が初めて。書類選考を通過し面接を控える学生を対象に、本番さながらの環境で模擬面接を行いました。
面接終了後の田村教授にインタビューを行いました。
模擬面接の所感について、田村教授は「学生時代に取り組んだことを志望理由とつないで語るしっかりと準備している学生がいる一方で、警察官として働く自分の姿がイメージされていない学生もいることがわかりました」と述べ、まずは自分で自分を認識することが大切だと話しました。志望理由を明確にすることはもちろん大切ですが、学生時代に学んだことや経験を話すことも大事とのことです。
特に学生は特別なことを言いたがりますが、特別なことだけが重要なのではなく、自分がやってきたことや学んできたことを自分自身が理解して、自分のものにすることが大切。自分のものにしている人は、たとえうまい言葉を使わなくても、相手に伝わるものがあるのだと、面接のポイントを教えてもらいました。
法学部では、これまでにも公務員志望者を対象にした模擬面接を実施してきましたが、警察官志望の学生を対象に模擬面接を行うのは今回が初めて。書類選考を通過し面接を控える学生を対象に、本番さながらの環境で模擬面接を行いました。
面接終了後の田村教授にインタビューを行いました。
模擬面接の所感について、田村教授は「学生時代に取り組んだことを志望理由とつないで語るしっかりと準備している学生がいる一方で、警察官として働く自分の姿がイメージされていない学生もいることがわかりました」と述べ、まずは自分で自分を認識することが大切だと話しました。志望理由を明確にすることはもちろん大切ですが、学生時代に学んだことや経験を話すことも大事とのことです。
特に学生は特別なことを言いたがりますが、特別なことだけが重要なのではなく、自分がやってきたことや学んできたことを自分自身が理解して、自分のものにすることが大切。自分のものにしている人は、たとえうまい言葉を使わなくても、相手に伝わるものがあるのだと、面接のポイントを教えてもらいました。

次に、実務経験もある田村教授に、警察官として働くことについて聞きました。
警察官の業務は大変なことももちろんあるけれど、地域の人々から直接感謝を伝えられることもあるので、やりがいは大きいとのこと。また近年は、交通違反をする人が減り、事故で被害に遭う人の数も激減しているそうで、そこには長期間にわたる警察の取り締まりの効果もあるということを例に挙げ、「警察官の業務というのは、華々しい活躍だけでなく、見えないところで市民の安全を守っていることもある。必ずしも目に見える活躍だけではないことを知ってほしい」と話されました。
最後に、警察官を目指す学生に向けて「まずは世の中のためにも、多くの学生が志望してくれることを望んでいます。しかし、警察官の業務は簡単なものではありません。体力やコミュニケーション能力、法的判断能力も必要で、いろいろな力が求められます。これらの能力を継続的に育てていくことが大切です。もちろん、大学できちんと学ぶことも大切にしてほしいです」とメッセージをいただきました。
実際に模擬面接を受けた学生に話を聞くと「田村教授は実務経験が豊富なので、より本番に近い面接を受けることができた。将来は、市民と信頼関係を築き、いざという時に協力し合えるような信頼される警察官になりたい」と、面接選考に向けて自信がついた様子でした。
実務経験が豊富な田村教授が模擬面接と講評を行うというのは、警察官を志す学生にとって、とても有意義で貴重な機会になったようでした。面接を受けた学生は、本番を意識した面接を経験し、自身の新たな気付きにもつながっていると感じました。このように、学部独自の就職支援も含めて、本学の就職支援はとても充実しているので、積極的に活用していきたいと思いました。また、法学部の学生には、学部独自で公務員志望者への就職支援を多数行っているようなので、ぜひ活用してみてほしいです!
警察官の業務は大変なことももちろんあるけれど、地域の人々から直接感謝を伝えられることもあるので、やりがいは大きいとのこと。また近年は、交通違反をする人が減り、事故で被害に遭う人の数も激減しているそうで、そこには長期間にわたる警察の取り締まりの効果もあるということを例に挙げ、「警察官の業務というのは、華々しい活躍だけでなく、見えないところで市民の安全を守っていることもある。必ずしも目に見える活躍だけではないことを知ってほしい」と話されました。
最後に、警察官を目指す学生に向けて「まずは世の中のためにも、多くの学生が志望してくれることを望んでいます。しかし、警察官の業務は簡単なものではありません。体力やコミュニケーション能力、法的判断能力も必要で、いろいろな力が求められます。これらの能力を継続的に育てていくことが大切です。もちろん、大学できちんと学ぶことも大切にしてほしいです」とメッセージをいただきました。
実際に模擬面接を受けた学生に話を聞くと「田村教授は実務経験が豊富なので、より本番に近い面接を受けることができた。将来は、市民と信頼関係を築き、いざという時に協力し合えるような信頼される警察官になりたい」と、面接選考に向けて自信がついた様子でした。
実務経験が豊富な田村教授が模擬面接と講評を行うというのは、警察官を志す学生にとって、とても有意義で貴重な機会になったようでした。面接を受けた学生は、本番を意識した面接を経験し、自身の新たな気付きにもつながっていると感じました。このように、学部独自の就職支援も含めて、本学の就職支援はとても充実しているので、積極的に活用していきたいと思いました。また、法学部の学生には、学部独自で公務員志望者への就職支援を多数行っているようなので、ぜひ活用してみてほしいです!
(学生ライター 外国語学部3年次 瀬戸 うた)
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