2026年、文化学部がUPDATE!

あなたが気になるテーマは?
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文化構想学科
デジタル
ヒューマニ
ティーズって、
なんだ? -
文化構想学科
あなたの
検索結果は、
信頼でき
ますか? -
文化構想学科
影響を与え
合ってきた
「西洋」と「東洋」 -
文化構想学科
西洋美術は、
難しくない! -
文化構想学科
ミスコミュは、
国際問題の
はじまり?! -
文化構想学科
ヨーロッパ
文学から
ようこそ、
死後の世界へ -
文化構想学科
異文化とは、
外国の文化
だけではない -
文化構想学科
ミュージカルから
エンタメ文化が
見えてくる -
文化構想学科
自分の
見たことを
表現
してみよう -
文化構想学科
キリスト教は、
ヨーロッパを
知る鍵 -
文化構想学科
英語の
先生に
なるには? -
文化構想学科
中世
ヨーロッパの
光と影 -
文化構想学科
語学を
学ぶだけが、
留学ではない -
文化構想学科
芸術作品は、
「作者」だけが
創るもの? -
文化構想学科
デジタルで
図書館は
進化する -
文化構想学科
国土も、歴史も、
壮大な
アメリカを
知ろう -
文化構想学科
世界中が、
日本のポップ
カルチャーに
注目! -
文化構想学科
新しい表現、
メディアアートを
学ぼう -
文化構想学科
図書館司書を
取得し、
情報を
使いこなす人へ -
文化構想学科
「フツー」って、
何?
デジタル
ヒューマニティーズ
って、
なんだ?

小説の中に出てきた地名を地図上にプロットし、主人公が歩いた道のりをVR空間上に再現する。作品の中で繰り返される植物の名前の出現頻度を可視化し、読みながらテキストに記録をしていく。デジタル技術の進展とともに、こうした新しい人文学の学びの方法=デジタルヒューマニティーズが生まれるのです。
おすすめ科目
デジタル
ヒューマニティーズ概論
歴史・文学・思想・芸術・・・いわゆる「文系」と呼ばれているこれらの分野に、デジタル技術を取り入れることで新しく生まれる化学反応がデジタルヒューマニティーズです。この授業では文化学部の教員がリレー講義形式でそれぞれの専門分野におけるデジタル化について語ります。
【このテーマを研究する教員】
須永 恵美子

あなたの検索結果は、
信頼できますか?

ネット上で検索すれば、江戸時代の版画でも18世紀のステンドグラスでも、あふれるほどの検索結果がヒットします。しかし、それは一体どこから来たデータなのでしょうか?実はAIが生成した画像であったり、誰かの手で改変されてはいないか? デジタル化の進行によって信頼のできるアーカイブの重要性が高まっているのです。
おすすめ科目
デジタルアーカイブ論
歴史資料や文化資産のデジタル化と活用について学びます。デジタル化の仕組みやその背景、図書館・博物館・美術館の事例を紹介しながら、実際に様々なサイトを体験し、自分の関心に合った資料との出会いを目指します。デジタルアーカイブを通じて、これまで出会えなかった遠方の資料や貴重な文化財に触れることができます。
【このテーマを研究する教員】
須永 恵美子

影響を与え合ってきた
「西洋」と「東洋」

「西洋」と「東洋」はそれぞれ違う文化を育んできたように見えるかもしれません。しかし実は、古代から現代にいたるまで両者のあいだには活発な交流がありました。そして私たちの文化もまた、他文化から影響を受けると同時に、他文化の成り立ちにも影響を与えているのです。その手がかりを美術史の分野から見てみましょう。
おすすめ科目
芸術文化特論A
美術史の基礎的な知識を習得したうえで、世界規模での美術史の流れを理解することを目指します。従来の多くの美術史の授業が「西洋美術史」「東洋美術史」と分断されてきました。その地理的区分を元にしつつ、地域を越境した文化交流の実態について講義します。また学生同士のディスカッションも行い、思考力も深めます。
【このテーマを研究する教員】
桑原 夏子

西洋美術は、
難しくない!

絵画を見るとは?西洋美術史って難しそう?そんなことはありません!いくつかの決まり事さえ押さえれば、美術鑑賞の楽しみや喜びは無限に広がります。中世から近現代にいたるまで、西洋美術史の重要人物や重要作例について、それがなぜ重要なのかなど、基礎的な知識を身につけましょう!
おすすめ科目
西洋美術史入門
西洋美術史の基礎的な知識を身につけるための授業です。古代から近現代を射程とし、重要な芸術家やその作品を取り上げ、美術史上の貢献について学びます。西洋美術のおよそ2000年の歴史についてポイントを押さえることで、次なる学びのベースを作ります。
【このテーマを研究する教員】
桑原 夏子

ミスコミュは、
国際問題のはじまり?!

グローバル化が進む社会では、文化と文化の衝突は避けられません。自文化での「当たり前」と相手の「当たり前」が異なると、意図が上手く伝わらず誤解が生じます。これが「ミスコミュ(ニケーション)」です。ちょっとした行き違いのはずが、いざこざのレベルに留まらず、国際問題へと発展してしまうなんてことも!
おすすめ科目
異文化
コミュニケーション論
この科目では、多文化社会で生きるために求められる異文化間コミュニケーションを円滑に行うことができる能力を身につけることを目指します。この分野の主要な概念を学び、文化やコミュニケーションについての理解を深め、異文化間のコミュニケーションにより生じうる摩擦や誤解を理解し解決する方法を見出していきます。
【このテーマを研究する教員】
加野 まきみ

ヨーロッパ文学から
ようこそ、死後の世界へ

イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリ(1265−1321)が死後の世界の旅を語る壮大な長編叙事詩『神曲』。地獄・煉獄・天国を巡る14233行の中にヨーロッパ中世の世界観と古代から同時代までの数多くの人間ドラマが凝縮されています。その足跡の大きさは計り知れず、後世の文芸作品に多大な影響を与えています。
おすすめ科目
ヨーロッパ文学論
ヨーロッパ文学を対象に古典から現代文学まで複数のテクストに跨るモチーフや形式(オデュッセウス、騎士道、枠物語、ソネットなど)を取り上げ、その特徴を観察したり比較したりすることによって見えてくるものについて考えます。
【このテーマを研究する教員】
宮坂 真紀

異文化とは、
外国の文化だけではない

異文化とは、外国の文化に限らず、世代やジェンダー、立場の違いによる文化の違いも含まれます。異文化理解の目的は、異文化に関する知識をただ増やすことではなく、異なる価値観やその背景を知ることで寛容さや共感力を育み、自文化を見直すきっかけを得ることにあります。異文化を理解する力は多様性を尊重する社会では不可欠な力と言えるでしょう。
おすすめ科目
アジア文化入門
近年、日本でさまざまな印象を持たれる中国文化を題材に「異文化の学び方」を学びます。具体的には言語・生活・歴史の側面から、中国の人々の行動の背景にあるモノの見方・考え方を解説します。長い交流の歴史がある日中の文化を比較し、自分たちの当たり前が必ずしも当たり前ではないことを知ることで、視野を広げて柔軟な思考力を養うことを目指します。
【このテーマを研究する教員】
久米 裕子

ミュージカルから
エンタメ文化が
見えてくる

『キャッツ』や『ライオンキング』のように、世界中どこで観ても同じクオリティのミュージカルが提供される背景にはどんな仕組みがあるのでしょうか?ミュージカルはどこで生まれ、どんな風に広がったのでしょうか?音楽や舞台の歴史を紐解くと、いま私たちが見たり聞いたりしているエンタメの長い文化が見えてきます。
おすすめ科目
舞台芸術文化論
この講義では、古代ギリシア劇からヨーロッパのオペラ、アメリカ発のミュージカル、日本のVOCALOIDに至るまで、音楽と舞台芸術の歴史を学びます。これまで音楽と舞台芸術はどう結びついてきたのでしょうか?昔と今の違いを私たちはどんなふうに感じるでしょうか?具体的な作品や社会的背景から考えていきます。
【このテーマを研究する教員】
田中 里奈

自分の見たことを
表現してみよう

何かを見て「すごい」と思ったとき、そのすごさを誰かに伝えたいと思ったことはありませんか?でも、体験を人に伝えるのは簡単じゃない。どこを見たのか。どんなふうに感じたのか。誰に伝えたいのか。そういった点に気をつけながら、自分の見たことを形にしていくと、自分の体験に対する解像度がグッと上がります。
おすすめ科目
文化構想フィールド演習
この演習では、テキストやデータからわからない生の情報を得るためにフィールドワークの方法を学びます。学んだ方法を使って現地を調査したら、その体験を第三者に伝える練習をします。自分の書いた文章や話した内容を誰かにシェアして話し合いながら、「見たことを表現する」力を実践的に身につけていきます。
【このテーマを研究する教員】
田中 里奈

キリスト教は、
ヨーロッパを知る鍵

世界三大宗教の一つであり、世界最大の信者数を擁する。歴史的人物であるイエスを救世主キリストとして信じる宗教であり、聖典は旧約聖書(ヘブライ語聖書)と新約聖書(ギリシャ語聖書)です。特にヨーロッパの歴史や文化を深く学ぼうとすればキリスト教の知識は不可欠です。
おすすめ科目
キリスト教文化入門
旧約聖書(天地創造、人間の起源、古代イスラエル民族の形成)、新約聖書(イエス・キリストの生涯と思想、使徒の伝道)の物語を紐解いていきます。またローマ帝国と迫害、ローマ教皇、十字軍、宗教改革といったキリスト教の歴史も概観し、文化的影響についても考えていきます。
【このテーマを研究する教員】
近藤 剛

英語の先生になるには?

文化構想学科では、英語科教員免許状の取得も可能です。中学・高校の英語教師になるためには、第二言語習得(SLA)の理論と最新の研究を理解することが重要です。言語学習の個人差、社会文化的要因、動機、コミュニケーション能力、SLA研究などを探求し、これらを教室の指導に統合する方法を学びます。
おすすめ科目
英語科教育法2、3
教材開発や実践的な教育経験を通じて、学生が理論に基づいて教育活動に取り組む機会を提供します。文法重視の指導法やコミュニケーション能力を重視した指導法を通じて英語を教えることにも慣れ親しみむことができます。講義やアクティブラーニング型の活動、学生による模擬授業を行い、学びを深めていきます。
【このテーマを研究する教員】
フアン
ジェリーユンテ

中世ヨーロッパの光と影

「中世」はおよそ5世紀から15世紀。栄光に満ちたギリシャ・ローマの古代と、それを再発見し取り戻そうとする「いま」=近代の間に横たわる、政治的混乱と文化的不毛の暗黒時代が「間の時代」=中世とされました。しかし現在は、真にヨーロッパ文化の礎が築かれた時代としてあらためて大きな注目を浴びています。
おすすめ科目
ヨーロッパの歴史
しばしば (誤って!)「暗黒時代」とされるヨーロッパ中世は、実は豊かな学問文化が栄えた時代でした。今では当然の大学という仕組みも、この中世に起源があります。中世の社会は教養や学問にどんな価値を認めたのか。当時の政治的文書、思想的テクストや文学作品、さらに美術作品なども利用しつつ多面的に考えてみましょう。
【このテーマを研究する教員】
梶原 洋一

語学を学ぶだけが、
留学ではない

みなさんは、海外に留学してみたいと思ったことはありますか?留学は語学力向上だけでなく、異なる文化や価値観を知り、自分の視野を広げる貴重な経験となります。多様な人々の考え方や生活習慣にふれ、日本にいるだけでは気づけない自分を見つめ直す機会にもなります。
おすすめ科目
留学フォローアップ
文化学部独自の留学プログラムを終えた学生が、留学中に体験したことを振り返る事後学習の授業です。授業は全て英語で行われるので、留学先で身につけた英語力をさらに高めます。留学体験をクラスメートと共有し、後輩に伝えていくことで、自己理解をさらに深め、将来のキャリア選択にも繋がります。
【このテーマを研究する教員】
小川 知恵

芸術作品は、
「作者」だけが創るもの?

芸術作品には、多くの場合、様々な人が関わっています。作品を創り出す人だけでなく、創作に影響を与えるかもしれない芸術家仲間や、作品を社会に届ける役割を果たす人もいます。そして、最後に加わるのは、作品を読んだり、観たり、聴いたりする私たちです。こうした共創によって、新たな文化的価値が生まれるのです。
おすすめ科目
文芸文化論A
英語圏の小説を分析する授業です。授業の一部で、デジタルアーカイブを活用して、20世紀にイギリスで刊行された文学・芸術雑誌を扱います。同じ雑誌に共に作品を発表していた小説家、詩人、画家、文芸評論家たちが互いに刺激しあいながら新しい思想や芸術の概念を生み出していった過程を学ぶことができます。
【このテーマを研究する教員】
中野 永子

国土も、歴史も、
壮大なアメリカを知ろう

日本の約25倍の国土を擁するアメリカ合衆国は、しばしば若い国などといわれます。しかし連邦憲法制定から240年近く、すなわち日本国憲法下のわが国よりおよそ3倍もの長い歳月、連綿と国家を運営し、初代から第47代まで45人の大統領を、憲法第2条にもとづいて選び続けてきました。その驚異的な生命力の秘密を探ってみましょう。
おすすめ科目
アメリカ文化論A
講義では、このように「長く」、興味深いアメリカ合衆国の歴史を、先住民の世界から現代にいたるまで、ビジュアルな教材等も活用しつつ、簡潔かつ丁寧に概観してゆきます。その際、高校世界史の知識に自然に接続、連続する形で、さらに広く、深く、アメリカ史の知識が得られるように工夫されたテキストを活用します。
【このテーマを研究する教員】
和田 光弘

PROFILE
専攻は西洋史です。とりわけ古い時代のアメリカ史(植民地時代や独立革命期)を勉強してきました。したがって長い歴史的視座から、アメリカという国を考えています(岩波新書の拙著をご覧ください。韓国語版も出ています)。
世界中が、
日本の
ポップカルチャーに
注目!

大島渚『忍者武芸帳』 提供:大島渚プロダクション
ポップカルチャーは、日本語にすると大衆文化と呼ばれ、アニメーション、漫画、映画、テレビ、ポップミュージック、ゲームなどの表現を幅広くその対象とします。近年、デジタル化による流通の発展で、日本のポップカルチャーに対する関心は国際的にも高まっており、その研究や学習が担う役割は、大きくなっていくでしょう。
おすすめ科目
ポップカルチャー論
ポップカルチャーと呼ばれる大衆向けの文化全般を取り上げます。アニメーション、漫画、映画、テレビを中心に、ポップミュージック、SNSなどの表現を対象とします。現代社会における様々な文化表現に対し、カルチュラル・スタディーズ、メディア論、映像論、記号論などを用いて、それらを理解する方法を学びます。
【このテーマを研究する教員】
平澤 剛

PROFILE
これまで東京を拠点に日本の映像文化を専門にしながら、アメリカ合衆国、フランス、イギリス、オランダの大学、シネマテーク、美術館などに滞在し、学術研究とともにプログラムやキュレーションなどの実践活動をおこなってきました。
新しい表現、
メディアアートを学ぼう

メディアアートとは、コンピューターや電子機器などを用いておこなわれる芸術表現の総称です。科学技術の発展とともに表現の形態や内容は変化し続けているため、その研究や学習は体系化されていません。メディアアートを学んでいくことには、新たな研究や表現が生み出される環境をともに作り出していく面白さがあるでしょう。
おすすめ科目
メディアアート論
本講義では、科学技術を駆使したメディアアートと呼ばれる芸術表現を取り上げます。最新のコンピューターや電子機器を用いた新しい表現として、芸術的、大衆文化的に定着していますが、現在の作品や動向とともに、インターメディア、ビデオアートと言った初期のメディアアートなど、その歴史的背景を学んでいきます。
【このテーマを研究する教員】
平澤 剛

PROFILE
これまで東京を拠点に日本の映像文化を専門にしながら、アメリカ合衆国、フランス、イギリス、オランダの大学、シネマテーク、美術館などに滞在し、学術研究とともにプログラムやキュレーションなどの実践活動をおこなってきました。
図書館司書を取得し、
情報を使いこなす人へ

読書の場、学習の場、情報センターとして地域の「知」を支える図書館。本学ではこうした「知の専門職」である図書館の司書資格を取得できます。司書は本(情報)と人(利用者)とをつなぐ重要な仕事。司書資格科目ではサービスを提供する仕組みはもとより各種データベースの利用法など、多様な知識と技術を学びます。
おすすめ科目
図書館概論
学びの場としてだけではなく、賑わいの切り札としても注目されることが多くなった地域の図書館。その形態は自治体ごとに多様ながら、それぞれ⽣涯学習社会、⾼度情報化社会における役割を果たすため日々進化しています。この科目では図書館を総合的に理解できるよう、最新の情報を含め基礎的知識を広く学びます。
【このテーマを研究する教員】
園田 俊介

「フツー」って、何?

「女は女らしく」?「男は男らしく」?「異性愛が自然で当たり前」? それが「フツー」なのでしょうか? 性にまつわる「フツー」にモヤモヤすることはジェンダーやセクシュアリティについて考える出発点です。大学で学ぶジェンダー論はあなたのモヤモヤをきっと晴らしてくれるはず。モヤモヤを大切に!
おすすめ科目
思想文化論B
私たちは、「男は男らしく」「女は女らしく」、「異性愛が自然で当たり前だ」といった見方が「常識」という形をとった偏見や差別、規範がまだまだ根強い社会を生きています。本講義では、そのようなジェンダー規範や異性愛規範を批判的に考えるための「フェミニズム/クィア理論」を紹介・解説します。
【このテーマを研究する教員】
藤高 和輝
